麻生新田

麻生新田

[1] 麻生新田

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[2] 山武市麻生新田 森林地帯のはずれの分譲地 : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/6312360.html

千葉県道22号線を八街市内から山武方向に進むことおよそ8㎞。山武市埴谷の古い集落を抜けると、周囲は畑の他に杉林が目立つようになり、人家もまばらとなってくる。麻生新田はその名の通り古い開墾地だが、この先、松尾町方面に向かっては広大な山林が広がる地域で、ゴルフ場やゴミ処理施設の他には、人家も、畑もほとんどないエリアとなる。ここは成田空港の航路の真下にあたることが影響しているのか、空港から総武本線の松尾駅周辺、海岸近くの低地エリアまでは、古い農村集落が散在していることを除けば、今もほとんど開発が進んでいない地域だ。ただこの辺り(と言うか千葉県のほとんど)は山林と言えど標高が高いわけではないので、山岳地帯と呼べるような地域ではない。

分譲地近くの県道22号。もはやほとんど人家は見当たらない。 そんな森林地帯の片隅、人家が途絶えだしたエリアに、今回訪問した分譲地はある。いくらスプロール化現象の激しい山武と言えども、さすがにこの辺りにはほとんど住む人はいないのだが、何を血迷ったか、こんな商業施設も人家もない人里離れた山林ですら、無謀にも造成されてしまった限界分譲地がいくつかある。 いかに周囲に何もなくとも、分譲地だけはあるのが山武という町なのだが、こんな誤ったオンリーワンの付加価値を与えられてしまったこれらの分譲地は、もはや今更言うまでもなく居住が進まず未利用宅地の放棄が進んでいて、バス路線も途絶し事実上切り捨ての方向に進みつつあるが、一方で未だしぶとく一部で宅地利用は続けられていて、なおも買い手を待ち続ける空地も散在する。

一見山林だが、分譲地内の電柱が頭を出している。 分譲地は県道22号から伸びる横道を少し入ってすぐの所に位置するが、家屋はほとんどなく、街路も未舗装であり、雑草や樹木の伐採も行われていない区画が多いので、事前に航空写真を見ていない限り、一見しただけではここが分譲地とは思えない。しかしよく見ればきれいに整地された区画がちらほらあり草刈り業者の看板も散在し、また山林にしては電柱も不自然に多いので、確かにここは分譲地であることがわかる。

大半の区画は放棄されている。 県道に近い方の区画は、いくつかの建物が残されてはいるが、そのすべてが作業小屋のような簡素な建物で住居ではなく、しかもすべてが放棄されて廃墟と化している。街路まで草刈りを行われた形跡があり

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