歴史にふれる
無料
開催日
平成25年9月20日(金)
10時~13時(開場9時30分)
場所
芝公園
東京プリンスホテル 2F
サンフラワーホール
~公園誕生ものがたり~
明治6年の太政官布達により公園制度が創設されてから140年目を迎えました。当時の布達では、社寺地などを「永く万人偕楽の地」として公園とするとし、その年に全国で25箇所の公園が誕生しました。
公園となった土地は著名な社寺境内地や景勝地などで、人々が自由に立ち入り、娯楽を楽しむことができた場所でした。しかし、その後の社会状況の変化により、境内地が分離されたことや自然保護思想の定着、公園利用の多様化などにより、太政官布達公園は様々な変遷をたどっています。
今回、明治6年に開園した5公園、浜寺公園(大阪)、白山公園(新潟)、上野恩賜公園(東京)、飛鳥山公園(東京)、芝公園(東京)の公園管理者が一同に会し、それぞれの変遷を振り返りながら、現在の課題について意見交換を行うシンポジウムを開催します。
皆様のお越しをお待ちしております。
内容 基調講演「太政官布達公園の歴史とその現代的価値」
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 小野 良平
事例報告「太政官布達からの歩み」
浜寺公園 白山公園 飛鳥山公園 上野恩賜公園 芝公園
パネルディスカッション「これからの太政官布達公園」
参加費 無料
定員 100名
※当日、会場にて受付(先着順)
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■講演者プロフィール
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。農学博士。東京大学大学院農学系研究科林学専攻修士課程修了、株式会社日建設計土木設計部、東京大学農学部助手を経て現職。著書に『公園の誕生』、共著書に『ランドスケープのしごと』『ランドスケープ批評宣言』などがある。
■明治6年に誕生した太政官布達公園(25公園)
佐氏泉公園、松岬公園、日和山公園、鶴岡公園(以上、山形県)、
水戸偕楽園公園(茨城県)、馬場公園(栃木県)、鋸山公園(千葉県)、
芝公園、上野公園、浅草公園、深川公園、飛鳥山公園(以上、東京都)、
高山公園、小牧公園(以上、岐阜県)、白山公園(新潟県)、
上野公園(三重県)、住吉公園