総武トンネル

総武トンネル

[1] 総武線総武トンネル

Webページ

[2] 地下水との闘い - 総武・東京トンネル(30) - Reports for the future ~未来へのレポート~, , http://mirai-report.com/blog-entry-44.html

※クリックすると目次ページを表示します。 両国~東京間の「総武トンネル」は1972(昭和47)年7月15日、東京~品川間の「東京トンネル」は1976(昭和51)年10月1日にそれぞれ営業運転が開始され、全長9532mに及ぶ総武快速線・横須賀線の東京地下区間が完成した。だが、開業直後からこの区間ではある問題が発生するようになる。それは トンネル内へ大量の地下水が漏出すること であった。この記事ではその対策について採り上げることとする。 ■土砂が流入するシールドトンネル 総武・東京トンネルは駅間のトンネルのほとんどがシールドトンネルとなっている。総武・東京トンネルの建設が開始された当初は周辺で地下水汲み上げが無制限に行われていたため地下水位が低下しており、 トンネルも低い地下水位を前提に設計が行われた 。だが、地盤沈下が問題になりトンネル完成とほぼ同時期に東京都の条例 ※1 で地下水汲み上げが厳しく規制され、トンネル周辺の地下水位は建設時から10m以上も上昇し、 地下水がトンネルを完全に覆ってしまう状態 となった。総武トンネルのほぼ全区間と東京トンネルの東京~新橋間(有楽町トンネルと汐留トンネルの一部)は止水に関してほとんど無対策といってよい状態であり、これらのトンネルにおいて地下水の漏水が発生するようになった。当初はセグメントピース間に樋を被せたり、トンネル内から止水のコーキング剤を注入することで対処していたが、地下水位が上昇するにつれ漏出量がどんどん増加して 1日あたり4千~5千トン に及ぶようになり、トンネル内からだけでは対処しきれなくなった。また、この地下水には 約0.3%(海水の10分の1)の塩分 が含まれており、 セグメント締結ボルトや軌道の各種部品の腐食 ※2 、さらには軌道回路短絡による信号故障 が発生し、列車ダイヤに影響を及ぼすこともあった。さらにセグメントピース間にシールがないため 地下水とともに土砂が流入し、地盤沈下やトンネル変形 ※3 を起こす恐れ も出るようになり、排水ポンプの運転費用云々では済まされない問題に発展したのである。 二次覆工未施工のトンネル(左:新橋駅品川方・2008年5月18日)と施工済みのトンネル(右:馬喰町駅錦糸町方・2008年7月20日) ※クリックで拡大 そのため、開業から10年も経たないうちに総武トンネル側から 止水用

[12] 総武・東京トンネル書籍化プロジェクト - Reports for the future 〜未来へのレポート〜, , http://file.blog.fc2.com/takuya870625/cmtsp6/cmtsp6_index.html

2008年にブログ上にて連載を致しました、「建設史から読み解く首都圏の地下鉄道�@ 総武・東京トンネル」のレポートは読者の皆様から大変好評を博し、現在も多数のアクセスを頂戴しております。皆様の日頃のご愛顧に深く感謝申し上げます。

さて、本年筆者(takuya870625)は、現在のブログの前身であるYahoo!ブログ時代からWebサイト運営通算10年目を迎えます。そこで(大変身勝手ながら?)この10周年記念企画として、初版掲載から7年が経過したこの「総武・東京トンネル」のレポートについて、ゼロレベルから徹底した再調査を行い、書籍を自主製作して(いわゆる「同人誌」の形で)発表することを計画し、昨年10月に読者の皆様へ賛否を問うアンケートも実施いたしました。

そのアンケートを元に、まず総武線区間(東京〜両国)について「上巻」としてレポートを制作し、去る3月28・29日に幕張メッセで開催された「コミケットスペシャル6 OTAKU SUMMIT 2015」において出展いたしました。結果、用意した80部全てがわずか2時間ほどで完売するなど大好評となりました。引き続き2015年末

のリリースを目標に、横須賀線区間(東京〜品川)について「下巻」として制作を行ってまいります。

当ページでは制作進捗状況、読者の皆様への写真提供お願いなどについて掲載しておりますので、ぜひ各ページをご確認いただき、皆様のご協力を賜りたいと考えております。よろしくお願いいたします。

丸の内トンネル

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履歴

[13] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 に最終更新されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24074289439793067

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