湘南台団地

湘南台団地

[1] 湘南台団地

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[2] 湘南台団地 イメージ地名と古の小字 : URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-, , http://blog.livedoor.jp/yuwave2009/archives/5676732.html

このブログで紹介している団地は開発時期が古いので、あまり凝った名付けがされているものはないのだが、近年開発された新しい住宅団地は、マンションの名前同様、妙に凝っているものが多い。

○○ニュータウン、などという名前はもはや時代遅れなのか、なんとかの丘とかなんとかの里とか、ナントカパークなど、まあ人によって受け止め方は違うだろうから多くは語りたくないけど、ちょっと大仰過ぎるような団地名もなくはない。

元々は開発業者が名付けているのだろうが、それを自治会名として名乗る分には部外者がとやかく言う筋合いもない。しかし困ってしまうのは、行政も一役買っているような大型分譲地の場合、旧来の大字や字が廃止され、まったく異なる印象の、聞こえのいい地名に変更されてしまうことがあることだ。

一部の地理学者はこうした地名変更の流れに猛然と反発しており、地名を名指しして批判する著作を発表しているが、確かに地名というものは本来は年月を経ても変わりにくいはずのものであり、その地域の特色を後世に伝える役目も果たしている。先の東日本大震災においても、被災地に多くの災害地名が見られたことが指摘されている。それを一部の開発業者や役人の思い付きでイメージだけを優先し、先人が託した想いも無視して訳のわからない脳天気な地名に変えてしまうのは考えものであろう。実際、地名の変更には厳格な規制(ほとんど変更は無理)を設けている国もある。

さて本題に入り、今回紹介するのは、圏央道の山武成東インターのすぐ近くに立地する、山武市森の「湘南台団地」である。一目瞭然で引用元がわかってしまう、言わずもがなの借用地名なのだが、海岸までは10㎞以上あり全然湘南的な雰囲気もない上、そもそも神奈川の湘南自体、中国からの借用地名であり、つまりここは借用の借用、悪く言えば孫パクリだ。ただしこれは自治会名であり、住所はあくまで「山武市森」である(だったらとやかく言わないんじゃなかったのか)。

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[5] この記事はSuikaWiki Worldに作成されました。 https://world.suikawiki.org/spots/24795567395573716

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