この文書では、傍注用のスタイル・シートについて説明します。
HTML
文書中の略語 (abbr
)
や注釈を傍注として表示するためのスタイル・シートです。
実際の処理としては、 XBL 内の
JavaScript のコードによって指定された要素の
title
属性の値をダミーの要素節に複製しています。
このダミーの要素節を CSS
のスタイル指定により傍注として表示します。
このスタイル・シートは、 XBL および CSS 水準2、それに
-moz-binding
特性を使用しています。
これらに対応したブラウザとしては、 Mozilla Firefox など Gecko 系が挙げられます。
sidenote.xbl
sidenote-style-left.css
sidenote-style-right.css
前述の CSS スタイル・シートへの参照か、 それと同様の内容を、適用する文書 (のスタイル・シート) に記述してください。
前2例のスタイル・シートでは、
XHTML 1 の abbr
要素型・acronym
要素型,
XHTML 2 の abbr
要素型の要素およびその他 class
が with-title-annotation
である任意の要素型の要素で、 title
属性が存在する場合に、傍注として表示します。
:hover
指定がうまく反映されなかったり、
範囲選択による色反転がおかしくなったりすることがあるようです。
(今のところ、本文の描画が乱れるたり、
ブラウザが落ちたりのような致命的な問題は見つかっていません。)script
要素を使用する必要があるでしょう。)sup
など) まで落としてしまうかもしれません。overflow: scroll
などで隠れる区間にあると、
隠れていなければ表示されるであろう場所に対応して傍注が表示されます。
(Gecko の問題ですが、
バグとは言えないと思われます。)