[6] 符号化制御機能補助集合は、 [DFN[C1]] とも呼ばれます [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.4.4]]。 [1] 符号化制御機能補助集合の要件: - [2] 各[[ビット組合せ]]には[[一意]]な[[制御機能]]を[[割当]]てるか、 または使用しないかを宣言しなければなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.4.1]]。 -[3] [CODE(charname)[[[ESCAPE]]]] を含んではなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.4.1, 6.4.3]]。 -[5] [[JIS X 0211]] の[[符号化制御機能基本集合]]の[[伝送制御機能]]を含んではなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.4.3]]。 [4] 符号化制御機能補助集合は、 [CODE(char)[[[CR]]]] ([CODE(char)[08/00]]〜[CODE(char)[09/15]]) に[[呼出]]された時にはその[[ビット組合せ]]1つで[[制御文字]]として[[表現]]できます。 また、[[エスケープ・シーケンス]] [CODE(char)[[CODE(charname)[[[ESC]]]] [VAR[Fe]]]] ([CODE(math)[[VAR[Fe]] = [CODE(char)[04/00]]〜[CODE(char)[05/15]]]]) のでも[[表現]]できます。 [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.4.3]] [7] >>4 の後者の[[エスケープ・シーケンス]]による[[表現]]は、 [[制御文字]]ではありません (定義上)。一般に [[C0]] や [[C1]] は[[制御文字集合]]と呼ばれますが、 わざわざそうではなく[[制御機能]]の[[集合]]だとしているのはそういう理由と思われます。 [8] [[8ビット符号]]で[[単独シフト機能]]を使用する場合は、 [[符号化制御機能補助集合]] ([[C1]]) に [CODE(charname)[[[SS2]]]] と [CODE(charname)[[[SS3]]]] が含まれなければなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 8.5.2]]。 [[7ビット符号]]で [[単独シフト機能]]を使用する場合は、 [[符号化制御機能基本集合]] ([[C0]]) または [[符号化制御機能補助集合]] ([[C1]]) に [CODE(charname)[[[SS2]]]] と [CODE(charname)[[[SS3]]]] が含まれなければなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 9.5.2]]。