* RDF における展開 URI [3] 1999年の [[RDF]] [[勧告]]では、 [[RDF/XML]] において、 [[名前空間URI]] と[[局所名]]を連結し、それを[[相対URI参照]]とみなして、 [[基底URI]] に基づき[[解決]]するという方法が規定されていました。 ;; [[名前空間URI]] に[[相対URI参照]]を使用することは、 2000年の [[XML]] 総会で[[非推奨]]とされています。 [CITE@en[Resource Description Framework (RDF) Model and Syntax Specification]] [4] 2004年の [[RDF/XML]] [[勧告]]では、 [[修飾名]]は[[名前空間URI]] と[[局所名]]を連結するだけで [[RDF URI参照]]となります。 [CITE@en[RDF/XML Syntax Specification (Revised)]] [5] [[N3]] では、[[修飾名]]は[[名前空間URI]] と[[局所名]]を連結させて [[URI]] を得ます。 [CITE@en[Notation 3 -- Ideas about Web architecture]] [[#comment]] * WebDAV における展開 URI [2] [CITE@en[Why are WebDAV's XML namespace rules different than the W3C's? from Yaron Goland (Exchange) on 1999-12-28 (w3c-dist-auth@w3.org from October to December 1999)]] , [[WebDAV]] で[[展開URI]] を使っている理由のまとめ。 - 元々 [[HTTP]] では文化的に、[[名前]]とは [[URI]] である。 - 伝統的な[[名前]]・[[値]]の組の方が、 [[名前空間URI]]・[[局所名]]・[[値]]の組よりも扱いやすい。 - [[W3C]] の [[XML名前空間]]の [[WG]] と協議したが折り合わず、諸々により[[展開URI]] の規定が残った。 - 他の [[XML応用]]との兼ね合わせから、 [[WebDAV]] 次版ではこの規定は削除した方が良い。 - 現実には、実装しているものと実装していないものがある。 [[#comment]] * 相対 URI 参照に対する絶対 URI 参照 [6] [[相対URI参照]]に対して、[[絶対URI参照]]のことを指して[DFN[[RUBY[展開][てんかい]@en[expanded]] URI]] などということがあります。 この言い方は紛らわしいので、仕様書で使われている[Q[[[絶対URI]]]] や [WEAK[([Q[展開]]ではなく)]] [Q[[[解決]]]]のような用語を使うべきです。 [[#comment]] * メモ [1] [[LTM]] でも [[QName]] を [[URI]] の省略形として扱っています。 [CITE[The Linear Topic Map Notation]]