#?SuikaWiki/0.9 [1] [DFN[[RUBYB[体系的形式][architectural form]]]]は、 [[文書]]の構成部品を作成したり処理したりするための規則です。 [WEAK[(文書とそれを作成・処理する規則である[[文書体系]]の関係に相当するのが、部品とそれを作成・処理する規則である体系的形式です。)]] 仕様書: [[ISO/IEC 10744]]:1997 A.3.1 体系的形式には、4種類あります。 : [[要素形式]] : [[要素型宣言]]および[[属性定義並び宣言]]により定義します。 要素型宣言は[[内容模型]] ([[体系的内容模型]]) を持つことができ、 それによって要素形式に適合する要素を制約します。 : [[属性形式]] : 属性定義並び宣言によって定義します。 [[属性定義]]は割当てられた要素形式でのみ使用できます。 : [[記法形式]] : [[記法宣言]]および[[属性定義並び宣言]]により定義します。 : [[データ属性形式]] : 属性定義並び宣言によって定義します。 属性定義は関連付けられた記法に適合する[[データ実体]]のみ使用できます。 [[#comment]] * 体系的形式 (ArcForm) 属性 [2] [DFN[[RUBYB[体系的形式][architectural form]] (ArcForm) 属性]]は、 [[要素]]や[[記法]]が適合する体系的形式の名前を指定します。 仕様書: [[ISO/IEC 10744]]:1997 A.3.5.1 [3] この属性の名前は[[体系的形式属性名]] (ArcFormA) 属性で指定します。複数の[[基底体系]]を使っているときには、 体系ごとに別の名前とします。 クライアント文書は、[[体系的マーク最小化]]が行える場合を除いて、 [[体系的要素]]と[[体系的外部データ実体]]には必ずこの属性を指定しなければなりません。 (そうでなければ、[[非体系的]]とみなされます。) この属性の値は、[[体系DTD]] で定義されているものでなければなりません。 そうでなければ [[RAE]] です。