#?SuikaWiki/0.9
[1] [DFN[[RUBYB[体系的マーク最小化][architectural markup minimization]]]]を使うと、
[[要素形式]]や[[外部データ実体]]の体系的形式を、
[[体系的形式]]制御属性が陽に指定されていなくても機械的に決定させることができます。

仕様書: [[ISO/IEC 10744]]:1997 A.3.6.2
<http://www.y12.doe.gov/sgml/wg8/docs/n1920/html/clause-A.3.6.html#clause-A.3.6.2>

[2] 体系的マーク最小化を使用するかどうかは、
[[体系支援宣言]]の[[体系支援属性]] [[体系自動形式写像]]
(ArcAuto) の値で決定します。

体系マーク最小化を使用する場合、
= 体系的形式 (ArcForm) [[体系制御属性]]が宣言されているとき:
== 体系的形式属性が暗示 ([CODE(SGML)[#[[IMPLIED]]]]) 
であるなら、その物体は[[非体系的]]である。
== 体系的形式属性が値を持つとき、体系的形式はその値である。
= 体系的形式体系制御属性が宣言されていないとき:
== その物体が[[文書要素]]なら、体系的形式は[[体系文書要素形式]]
(ArcDoc) である。
== 体系自動形式決定属性の値が [CODE(SGML)[[[ArcAuto]]]]
であり、その物体の[[要素型名]]または[[記法名]]が[[体系DTD]]
中の[[要素形式]]名や[[記法形式]]名と同じであるなら、
それがその物体の体系的形式である。
(体系記法宣言とクライアント記法宣言で[[外部識別子]]が同じである必要はない。)
== その物体が [CODE(SGML)[[[ID]]]] を持つ要素であり、
[[体系橋梁形式名]] (ArcBridF) 属性が指定されているなら、
その体系橋梁 (ArcBrid) 形式が体系的形式である。
== その物体が外部データ実体であり、
[[体系データ形式名]] (ArcDataF) 属性が指定されているなら、
その体系データ (ArcData) 形式が体系的形式である。
== 以上で決定できなければ、その物体は非体系的である。