[1] [CODE(HTMLa)[[[href]]]] 属性値の [CODE(URI)[#]] に続く部分。 Fragment identifier。 ([[ISO‐HTML]] 4.9 参照。) [[#comment]] * 素片識別子の色々 - [CODE(SGML)[[[ID]]]] 系 -- [7] [CODE(HTMLa)[[[name]]]] 属性や [CODE(HTMLa)[[[id]]]] 属性を参照 --- [CODE(MIME)[[[text/html]]]]: [[RFC 1866]], [[XHTML 1.0]], [[RFC 2854]] -- [14] [CODE(XML)[[[ID]]]] 属性を参照 --- [CODE(MIME)[[[application/smil]]]] ---- [CITE[The SMIL 2.0 Linking Modules]] -- [13] [[RDF URI参照]]方式 --- [CODE(MIME)[[[application/rdf+xml]]]] ---- [[RFC 3870]], [CITE[Resource Description Framework (RDF): Concepts and Abstract Syntax]] [CSECTION[7. Fragment Identifiers]] - [[XPointer]] 系 -- [6] [[RFC 3023]] 方式 --- RFC 3023 は [[XPointer]] 原案に言及していますが、 素片識別子について実際には何も規定していません。 --- [CODE(MIME)[[[application/xml]]]]: [[RFC 3023]] --- [CODE(MIME)[[[text/xml]]]]: RFC 3023 --- [CODE(MIME)[[[application/ccxml+xml]]]] ---- [CITE[Voice Browser Call Control: CCXML Version 1.0]] ---- RFC 3023 を参照。 -- [[WebCGM]] 方式 --- [4] [[WebCGM]] ([CODE(MIME)[[[image/cgm]]; [[version]]=4; [[profileid]]=WebCGM]]) は [[XPointer]] に似ている (もののやや異なる) 素片識別子を使っています。 --- ''WebCGM Intelligent Content: 3.1.1 URI Fragment specification'' - [5] [[WMLScript]] ([[ECMAScript]] もどき) は素片識別子として関数呼出しを記述できます。 -[9] [CODE(ABNF)[[[param]]]] 系 -- [10] [CODE(MIME)[[[text/plain]]]]: [[I-D]] -- [15] [[CAB]] ファイル - [19] [[FIXptr]] -- [CODE(MIME)[[[application/xml]]]], [CODE(MIME)[[[text/xml]]]]: [[Gecko]] などが実装。 -- XPointer の超簡略版。ただし XPointer とは非互換。 - [11] その他 ad hoc 系 -- [12] [CODE(MIME)[[[text/plain]]]] --- 行数などを指定。 --- [[w3m]] などが実装。 [[#comment]] * 素片識別子の拡張 [8] 公式な URI の仕様の素片識別子には様々な問題点があり、 それを改善しようとする提案もいくつかあります。 しかし、公式に採用されたり、 広く受け入れられたりするに至ったものはまだありません。 [2] [[GNOME]] [ABBR[VFS] [仮想ファイル・システム]] URI とやら (''Writing Modules'' ) は、素片識別子 (のようなもの) を複数つけることができます。 (例: [SAMP(URI)[ftp://username:password@host.net/path/to/file.tar.gz#gzip#tar/path/to/hello.c]]) [[#comment]] * 実装 [3] 文書内に存在しない素片識別子つきの URI 参照を表示させようとすると、文書の最初を表示する WWW ブラウザ [WEAK[(例: [[WinIE]] や [[Mozilla]] ([[Gecko]]))]] と、 最後を表示するブラウザ [WEAK[(例: [[Classic Mozilla]])]] があります。 [[#comment]] * 他との関係 [16] [CODE(URI)[[[jar]]:]] [[URI scheme]] は、 [[ZIP]] 形式の圧縮ファイルの中のファイルを識別できます。 本来、[Q[ある資源の中に含まれる資源]]ですから、 素片識別子を使って表現するのが適当にも思えますが、 [CODE(URI)[jar:]] は[Q[資源の中の資源]]まで一つの URI 本体だけで識別できます。 (この方式を推進する人は、[Q[ある資源の中の資源の中の資源]] のような入れ子の場合を素片識別子は綺麗に表現できないことを問題視しています。) [[#comment]] ** 素片識別子だけを使うプロトコル要素 [17] [[SMIL]] の [CODE(XMLa)[[[fragment]]]] 属性は、 [[HTML]] の [CODE(HTMLa)[[[name]]]] 属性や [CODE(HTMLa)[[[id]]]] 属性や、 [[XML]] の素片識別子を使ってある資源の一部を識別するために使うことができます。 [18] [[XInclude]] の [CODE(XMLa)[[[xpointer]]]] 属性は、 [[XPointer]] を使って XML の一部を識別するために使うことができます。 [[#comment]] * メモ