[1] [DFN[私用制御機能]]は[[符号化単独追加制御機能]]の一種で、 標準化された意味を持たないものです。 [[情報交換]]の当事者間の合意で[[私用]]できます [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.5.3]]。 [2] '''符号化表現''': [CODE(char)[[[Fp]]]] 型または [CODE(char)[[[3Fp]]]] 型の[[エスケープ・シーケンス]]、 すなわち [CODE(char)[[CODE(charname)[[[ESC]]]] [VAR[Fp]]]] または [CODE(char)[[CODE(charname)[[[ESC]]]] [CODE(char)[02/03]] [VAR[I]]* [VAR[Fp]]]] によって[[表現]]します [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.5.3]]。 ここで、 [CODE(char)[[VAR[Fp]]]] は[[終端バイト]]で [CODE(char)[03/00]]〜[CODE(char)[03/15]] です。 [CODE(char)[[VAR[I]]]] は[[中間バイト]]です。 [3] すなわち、[[標準単独制御機能]]や[[登録単独制御機能]]の[[エスケープ・シーケンス]]で[[終端バイト]]に [CODE(char)[03/00]]〜[CODE(char)[03/15]] は自由に使っても良いということです。 [4] '''例''': 古い [[Mule]] は[[文字]]の[[合成]]の情報を保持するために [CODE(char)[[CODE(charname)[[[ESC]]]] 03/00]] と [CODE(char)[[CODE(charname)[[[ESC]]]] 03/01]] を使っていました。