[1] 仕様書: - [[XML 1]] -- [CSECTION@en[4.4 XML Processor Treatment of Entities and References]] [2] :[[内容]]中の[[参照]]: [[要素]]の[[開始タグ]]の後で、[[終了タグ]]の前 ([[非終端記号]][CODE@en[[[content]]]]に相当) にある[[参照]]として。 :[[属性値]]中の[[参照]]: [[開始タグ]]中の[[属性]]の値、または[[属性宣言]]中の[[既定値]]のいずれか ([[非終端記号]][CODE@en[[[AttVal]]]]に相当) の中にある[[参照]]として。 ([[空要素タグ]]は??) :[[属性値]]として出現: [CODE(XML)@en[[[ENTITY]]]]型として[[宣言]]された[[属性]]の値として、 または[CODE(XML)@en[[[ENTITIES]]]]型として[[宣言]]された[[属性]]の値中の[[間隔]]で分離された[[字句]]の1つとしてのいずれかにより ([[参照]]ではなく) [CODE@en[[[Name]]]]として。 :[[実体値]]中の[[参照]]: [[内部実体]]の[[実体宣言]]中の[[表記実体値]] ([[非終端記号]][CODE@en[[[EntityValue]]]]に相当) 中の[[参照]]として。 :[[DTD]]中の[[参照]]: [[DTD]]の[[内部部分集合]]または[[外部部分集合]]のいずれかの内であって、 [CODE@en[[[EntityValue]]]], [CODE@en[[[AttValue]]]], [CODE@en[[[PI]]]], [CODE@en[[[Comment]]]], [CODE@en[[[SystemLiteral]]]], [CODE@en[[[PubidLiteral]]]], または[[無視]]される[[条件区間]]の[[内容]]の外側にある[[参照]]として。 [3] ,,[[実体]],==,==,==,[[文字]] ,,[[引数実体]],[[内部一般実体]],[[外部解析対象一般実体]],[[非解析対象実体]], ,[[内容]]中の[[参照]],[ABBR[‐][認識しない]],[ABBR[○[SUB[1]]][取込む]],[ABBR[△[SUB[1]]][検証処理器なら取込む]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[○[SUB[1]]][取込む]] ,[[属性値]]中の[[参照]],[ABBR[‐][認識しない]],[ABBR[○[SUB[2]]][表記中で取込む]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[○[SUB[1]]][取込む]] ,[[属性値]]として出現,[ABBR[‐][認識しない]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[×][禁止]],通知,[ABBR[‐][認識しない]] ,[[実体値]]中の[[参照]],[ABBR[○[SUB[2]]][表記中で取込む]],[ABBR[→][素通し]],[ABBR[→][素通し]],[ABBR[?][誤り]],[ABBR[○[SUB[1]]][取込む]] ,[[DTD]]中の[[参照]],[ABBR[△[SUB[2]]][引数実体として取込む]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[×][禁止]],[ABBR[×][禁止]] [5] '''○[SUB[1]] 取込む''' - [[実体]]を[DFN[[RUBYB[取込む]@en[include]]]]とは、 [[置換文]]を得て、[[参照]]のある場所において、 その[[置換文]]がその場所にあったかのように処理することをいいます。 - [[文字参照]]を[DFN[[RUBYB[取込む]@en[include]]]]とは、 [[参照]]の場所に示された[[文字]]があるものとして処理することをいいます。 [8] '''○[SUB[2]] 表記中で取込む''' [[属性値表記]]中の[[一般実体参照]]や[[表記実体値]]中の[[引数実体参照]]は、 [[置換文]]が[[参照]]の場所にあったかのように処理しますが、 [[属性値表記]]または[[実体値]]を終わらせる[[区切子]]は認識せずに通常の[[データ文字]]として扱います。 [6] '''△[SUB[1]] 検証なら取込む''' - [[外部実体]]であって[[処理器]]が[[妥当性検証]]しないなら、 取込んでも取込まなくても'''構いません'''。 - 取込まない場合、[[実体]]を認識したものの読まなかったことを[[応用]]に通知しなければ'''なりません'''。 [11] '''△[SUB[2]] 引数実体として取込む''' -[[外部解析対象実体]]同様に、検証するなら取込みます (>>6)。 -[[置換文]]の前後に1つずつ[CODE(charname)@en[[[SPACE]]]]を挿入します。 [9] '''通知''' [[検証処理器]]は、[[実体属性]]で[[非解析実体参照]]の[[名前]]が現れた場合、 [[応用]]に[[実体]]と[[記法]]に関する情報を通知しなければ'''なりません'''。 [10] '''→ 素通し''' [[実体値]]中の[[一般実体参照]]はそのまま素通しさせなければ'''なりません'''。 [12] '''? 誤り''' [[実体値]]中に[[非解析対象実体]]への[[参照]]が現れるのは[[誤り]]です。 [7] '''× 禁止''' 違反した場合[[致命的誤り]]となります。 - [[非解析対象実体]]への[[実体参照]] ([[実体値]]中 (>>12) を除きます。) ([[解析対象実体]][[整形式制約]]) - [[DTD]]中の[[文字参照]]や[[一般実体参照]] ([[実体値]]中と[[属性値表記]]中を除きます。) ([[生成規則]]不一致により非[[整形式]]) - [[属性値]]中の[[外部実体参照]] ([[外部実体参照]]なし[[整形式制約]]) [4] '''‐ 認識しない''' - [[DTD]]の''外''では[[引数実体参照]]は使用できません。 [CODE(XML)[%]]は特別な意味を持ちません。 - [[非解析対象実体]]の[[名前]]は[[実体属性]]以外では認識されません。 -- 仕様書の誤り?? (禁止のはず。)