#?SuikaWiki/0.9 > :結合文字 (combining character): [[符号化文字集合]]の識別された部分集合の構成単位であって、先行する非結合文字 (以下、[[基底文字]]という。) と組み合わせることを意図したもの、又は基底文字の後に結合文字の列が続いた形のものと組み合わせることを意図したもの。 ([[JIS X 0202]]:1998 4.8) [1] 2002-11-03 (日) 15:52 ''[[名無しさん]]'': ''非''結合文字は''被''結合文字の [[typo]] じゃないかと一瞬思いますが、[[規格]]を良く読むとこれで正しいことが分かります。 [2] > :結合文字 (combining character): この規格群で規定する符号化文字集合の識別された部分集合の構成単位であって、先行する非結合文字 (以下、基底文字という。) と組み合わせることを意図したもの、又は基底文字の後に結合文字の列が続いた形のものと組み合わせることを意図したもの (4.14 参照)。 ([[JIS X 0221]]‐1:2001 4.12) [3] 10646 での結合文字の使い方は、 24. に規定があります。結合文字の一覧は附属書 B にあります。結合文字が使えるかどうかは[[実装水準]]と関係します。 - 結合文字は、[[基底文字]]の後でなければなりません。 (24.1) - 結合文字自体を一つの[[結合列]]としたい時は、 [[間隔]]を基底文字とします。 (24.1) -- インド系用字系の [[matra]] (母音記号) は特殊で、周囲の複数の文字に依存するので、 間隔と結合させるのは望ましくありません。 (24.1 備考) - 一つの基底文字に結合できる結合文字の数は 10646 では規定しません。 (24.3) - 結合文字同士が表示に影響する場合 (例えば [CODE(char)[[[COMBINING MACRON]]]] と [CODE(char)[[[COMBINING DIAERESIS]]]]) は、だんだん外側に (MACRON より DIAERESIS を上に) 配置していきます。 - 縦方向ではなく横方向に並べたり、 隣接する結合文字と合字を作る結合文字もある。 横方向に進むときは、[[書字方向]]に従う。 - 結合文字同士が影響を与えない場合 (例えば上につくものと下につくもの) は、 逆の順序の場合と同じに見えてもよい。