* 実体用法開始タグ記法機械依存語情報属性 (SGML 公式公開識別子) [1] [[SGML]] の[[公式システム識別子]]の[RUBYB[実体用法開始タグ][entity usage start‐tag]] ([CODE(SGML)[[[entuse]]]) [[記法]]の[DFN[[RUBYB[機械依存語情報[machine‐dependent word information]] ([CODE(SGMLa)[[[machword]]]]) [[属性]]]]は、 [[語長]]や[[バイト長]]を指定します。 [2] 仕様書: - [[ISO/IEC 10744]]:1997 --[CSECTION[A.6.6 Entity usage attribute definitions]] [4] :[[記法]]:[RUBYB[実体用法開始タグ][entity usage start‐tag]] ([CODE(SGML)[[[entuse]]]]) :[[完全名]]:[RUBYB[機械依存語情報[machine‐dependent word information]] :[[参照具象構文名]]:[CODE(SGMLa)[[[machword]]]] :[[属性型]]:[CODE(SGML)[[[NUMBERS]]]] :[[字句型]]:[CODE(SGML)[([[NUMBER]], [[NUMBER]])]] :[[既定値]]:[CODE(SGML)[8 12]] [3] この属性は[[実体]]の[[符号化]]に関する[[特性]]を指定します。 属性値は2つの整数で、1つ目は[[バイト]]1つ当たりの[[ビット]]数、 2つ目は[[語]]1つ当たりの[[バイト]]の数と[[バイト順]]です。 語長とバイト順は [SAMP(SGML)[1234]] ([[大エンディアン]]) と [SAMP(SGML)[4321]] ([[小エンディアン]]) のように、 バイト順を表す数字の並びによって表現します。 最上位バイトを [CODE(SGML)[1]] で表します。 語長 [WEAK[(2番目の数の桁数)]] は 2, 4, 8, またはそれ以上とされています。 [WEAK[([[DTD]] の[[注釈]]では 2, 4, 8 となっています。)]] [SRC[ISO/IEC 10744:1997 A.6.6]] [5] この属性は、論理的には可搬なのに[[バイト]]や[[語]]の単位を使って機械に依存した形で[[蓄積]]されている[[実体]]を必要に応じて自動的に変換できるように用意されています。 しかし、すべてのデータ形式がこの意味で可搬に設計されているわけではないので、 役に立たないかもしれません。 [SRC[ISO/IEC 10744:1997 A.6.6]] [6] 例 [SRC[ISO/IEC 10744:1997 A.6.6]]: - [7] 正規化バイト順の例: --[8] [SAMP(SGML)[8 12]] (既定値) --[9] [SAMP(SGML)[8 1234]] --[10] [SAMP(SGML)[8 12345678]] - [11] [[Intel]] 式の例 --[12] [SAMP(SGML)[8 21]] --[13] [SAMP(SGML)[8 2143]] --[14] [SAMP(SGML)[8 21436587]] [[#comment]] * メモ