#?SuikaWiki/0.9
[1] 【[[WebSGML]]】
>[[文書型宣言]]の[[外部識別子]][[パラメタ]]によって[[宣言]]され、
[[内部部分集合]]の末尾で (暗黙的に) [[参照]]される[[実体]]。
External subset entity。 [INS[(WebSGML K.2.1.1)]]

[2] つまりは、[[外部部分集合]]となる実体のことです。
文書型宣言の外部識別子引数は、たとえば[[規格参照具象構文]]では次のように表されます。
[PRE[
  <!DOCTYPE doctype PUBLIC "-//example//DOCTYPE doctype//en"
                    "http://www.example.com/doctype">
]PRE]
([SAMP(SGML)[PUBLIC]] 以下の部分です。)
- [3] 旧来の SGML では「文書型宣言に指定する外部識別子が表す実体」と呼ばれています。
- [4] [[JISX4151]]‐1992 10.1 には、この実体は「その[[文書型宣言部分集合]]の最後に参照してその一部 (又は全部) とする」としています。
- [5] >>4 の規定により、内部部分集合が外部部分集合に先立って解釈されます。ですから、同じ名前の[[要素型宣言]]が両者にあれば外部部分集合の方の宣言が[[誤り]]となりますし、[[実体宣言]]や[[属性並び宣言]]が両者にあれば内部部分集合の側のものが優先されます。また、外部部分集合で定義した[[引数実体]]を内部部分集合で参照することは出来ません。 [WEAK[(内部部分集合を解釈する時点でまだ読まれていないから。)]]