[1] [DFN[[RUBYB[一般体系システム宣言][General Architecture system declaration]]]]は、 システムが対応している[[一般体系]]の版や[[任意選択]]の選択肢についての情報を記述したものです。 [2] 仕様書: - [[ISO/IEC 10744]]:1997 -[CSECTION[A.5.9 General Architecture system declaration]] [3] 一般体系システム宣言は、 [[参照具象構文]]による[[体系支援宣言]] ([[一般体系宣言]]) として記述します。 対応している一般体系の版は、[[公式公開識別子]]によって示されるものから判断して良いものと思われます。 一般体系内の任意選択の機能への対応は、[[体系支援属性]]によって行います。 [[共通要素属性]]に関しては[[共通要素属性選択肢]] ([CODE(SGMLa)[[[commatts]]]]) [[体系選択肢]][[属性]]に、 [[共通データ属性]]に関しては[[共通データ属性選択肢]] ([CODE(SGMLa)[[[dcnatts]]]]) [[体系選択肢]][[属性]]に記述します。 (これらの[[属性]]の詳細は[[一般体系宣言]]の項を参照して下さい。) 機能の名前は[[属性値]]に高々1つ記述できます [WEAK[(重複は認められません)]]。 [4] 仕様書 [SRC[ISO/IEC 10744:1997 A.7.9]] にはすべての機能に対応した一般体系システム宣言の例が載っています。 ところでこれ、 >>3 の2つの[[体系支援属性]]だけで、 他の[[体系]]共通の[[体系支援属性]]や[[一般体系]]固有の [[ID即時参照要素型SGML模型群]] ([CODE(SGMLa)[[[irefmodl]]]]) [[属性]]は定義されていません。これは、 一般体系システム宣言の目的 (対応できる版と機能の明示) の範囲外だから記述しないということなのでしょうか?