*メイル・リストの名前が取れる(可能性のある)領域 =[[List-ID:領域]] (この領域を使用する'''べき''') =X-ML-Name: 領域 =ML-Name: 領域 =X-MailingList-Name: 領域 =X-Mailing-List-Name: 領域 =Mailing-List: 領域 (名前以外の情報が含まれることも。) =X-Sequence: 領域 (番号と一緒に書かれていることもある。「名前 FWS 1*DIGIT」) =[[Subject:領域]] (出来れば使用するべきではない) 名前はメイル送信アドレスと同じだったり、 ALPHA / DIGIT / "-" / "_" あたりだけで構成されていることが多いけど、それ以外の文字、例えば WSP が 含まれていることも少なくないし、 Subject: にある時は短めだけど、 他のだったら長いこともある。 List-ID: があれば、そこから取るのが一番確実。 ML 管理者は可能なら この領域を使いましょう。 List-ID: なら、機械処理用の ID (長くなりがち なのが欠点かも。でも [[Message-ID]] と大差ないでしょ。) と、 人間利用者に提示するための名前と両方入れられる。 *メイル・リストでの記事番号が取れる(可能性のある)領域 =X-Mail-Count: 領域 =X-ML-Count: 領域 =Mail-Count: 領域 =X-MailingList-ID: 領域 =X-Article-No: 領域 =X-ML-Counter: 領域 =X-ML-ID: 領域 =X-ML-Sequence: 領域 =X-Serial-No: 領域 =X-SeqNo: 領域 =X-Sequence: 領域 (名前と一緒に書いてあることもある) =[[Subject:領域]] (出来れば使用するべきではない) 確認されてるだけでもかなりバリエーションが。でも歴史的なもの (と推定されるもの) がほとんどで、古い記事を扱わないなら、 X-Mail-Count: と X-ML-Count: (と Subject:) でほとんど用は足りるだろうと。 Sequence 系の名前のは、メイル記事番号という意味を明確に表してなくて、 他の目的 (例えば、 [[HTTP]] [[CGI]] script の自動生成メイルの 整理番号とか。) と衝突しそうで怖い。 List-ID: が標準化された名前とは違って、番号は標準化されてないし、 目立った標準化の動きもなさげ。てことで乱立はまだ続きそう。 *Subject: からメイル・リストの名前と記事番号を取る 形式: -[名前:番号] -[名前] -[番号] 括弧: [], () 区切り: ":" / "," / SP 確認されているだけでこれだけ変種があります。主流は [名前:番号] でしょう。次によく見かけるのは [名前 SP 番号] かな。 括弧でも特に [] は、 [ANN] とか [FYI] みたいに一般的に使われますから、 区切りが無いと識別は困難。数字だけだと名前なのか番号なのか判別不能。 (番号だけを入れるのってあまり見ませんけど、そういう実装があるみたい。) 頭を簡単に見れない低レベル UA が蔓延してる現状からすると Subject: にも ML 情報を入れるのは親切なこともありましょうけど、 あくまで補助的手段であって、これらの情報は独立した頭領域に入れる'''べき'''です。 *See also -[[電子メイル]] --[[メイル・リスト]] --[[RFC822と仲間達の頭領域名]] ---[[List-ID:領域]] -[[電子ニュース]] -[[Web]]