* xmp 要素型 (HTML)
[2] [[HTML]] の [DFN[[CODE(HTMLe)[xmp]] 要素型]]の要素は、
例示を表します。
[3] 仕様書:
- [[HTML 2.0]]: [[RFC 1866]]
-- [CSECTION[5.5.2.1. Example and Listing: XMP, LISTING]]
- [[SI 4281]]:1998
--[CSECTION[6.1.1.2 Pre-formatted segments]]
[4]
:[[開始タグ]]:必須
:[[終了タグ]]:必須
:[[内容模型]]:[[HTML-CDATA]]
:出現できる文脈:[CODE(SGML)[%[[block]];]] な文脈
:[[属性]]:
,属性名,属性値,既定値,説明,状態,出典
,[CODE(HTMLa)[[[dir]]]],,,[[書字方向]],国家規格,[[SI 4281]]
[[#comment]]
** 代替
[7] [CODE(HTMLe)[xmp]] 要素型は [[HTML 2.0]]
で'''非推奨'''とされ、後の版の HTML からは削除されています。
事情は >>4- を参照して下さい。
代わりに [CODE(HTMLe)[[[pre]]]] 要素型が利用できます。
(ただし、構文的に幾分違いがあるので注意が必要です。)
[[#comment]]
** 内容
[4] この要素の内容は [CODE(SGML)[%literal]] です。
SGML 的には [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。
終了タグ以外の[[マーク]]は認知されません。
[[SGML]] 的には、 [CODE(SGML)[[[etago]]]] が認知されるまで
([CODE(HTML)[]] + [[名前開始文字]]または [CODE(HTML)[>]]
が現れるまで) が内容です。
[6]
しかし、古くから HTML では [CODE(HTML)[[CODE(HTMLe)[xmp]]>]]
全体が現れる前までを内容として扱ってきました。
この扱いは SGML 不適合であるので、 [CODE(HTMLe)[xmp]]
は非推奨となり、 [CODE(HTMLe)[[[pre]]]] が新設されました。
[5] HTML 2.0 仕様書は、
[Q[>>5 だが、以前の仕様書案では >>6 を認めていた。一貫して実装されていないので非推奨]]
と述べています [SRC[RFC 1866 5.5.2.1.]]。しかしながら [[DTD]]
では、歴史的理由により不適合な構文解析を行うと注釈されています。
[[#comment]]
** レンダリング
[8][CODE(HTMLe)[xmp]] は [CODE(HTMLe)[[[pre]]]] と同じようにレンダリングされます。
[9] [CODE(HTMLe)[xmp]] は一行に最低80文字収まるようにレンダリングするべきです。
[SRC[RFC 1866 5.5.2.1.]]
[10] '''Bidi''':
[[bidi]] に関しては、[[行]]ごとに bidi 算法を適用して各[[文字]]の表示位置を決定します
[SRC[SI 4281 6.1.1.2]]。
[[#comment]]
** メモ
[[#comment]]
* メモ
[1] [[JIS X 4151]]‐1992 参考3 4.2.1 の例で「例」を表す
[CODE(SGML)[xmp]] 要素型が登場してます。段落と同位です。