* [CODE(HTMLe)@en[textarea]] 要素 [CODE(HTMLa)@en[wrap]] 属性 (HTML)
[13]
[[HTML]] の [CODE(HTMLe)@en[[[textarea]]]] [[要素]]の
[DFN[[CODE(HTMLa)@en[[[wrap]]]] [[属性]]]]は、
[[折返し]]に関する動作を指定します。
[15]
:状態:[[WHATWG]] [[WD]]
:[[要素型]]:[CODE(HTMLe)@en[[QN[[[textarea]]][http://www.w3.org/1999/xhtml]]]]
:[[属性名]]:[CODE(HTMLa)@en[[[wrap]]]]
([Q@en[wrap]] ([Q[折返し]]) より)
:[[属性値]]:[[列挙型]] (>>16)
:[[既定値]]:[CODE(HTML)@en[[[soft]]]] (>>17)
[14] 仕様書:
- [[Web Forms 2.0]]
-- [CSECTION@en[12.14. Extensions to the [CODE(HTMLe)@en[[[textarea]]]] element]]
** 属性値
[16] '''属性値'''
-[17] '''[CODE(HTML)@en[[[soft]]]]''' ([[既定値]]):
[[文章]]は、明示的に入力された[[改行]]''以外''の[[改行]]は挿入''せず''に[[提出]]されます。
(つまり、 [[DOM]] に現れる通りの[[文章]]が[[提出]]されます。)
[SRC@en[WF2 2.14]]
-[18] '''[CODE(HTML)@en[[[hard]]]]''':
[[文章]]は、明示的に入力された[[改行]]に加え、
[CODE(HTMLa)@en[[[cols]]]] [[属性]]で指定された幅で[[折返し]]するように[[改行]]を追加してから[[提出]]されます。
(追加の[[改行]]は [[DOM]] には現れません。)
[SRC@en[WF2 2.14]]
[[#comment]]
** レンダリング
[20] '''[CODE(HTMLa)@en[cols]] 省略時'''
[[利用者エージェント]]は、
[CODE(HTMLa)@en[[[wrap]]]] が [CODE(HTML)@en[[[hard]]]]
と設定されており、 [CODE(HTMLa)@en[[[cols]]]]
[[属性]]が与えられていない時は、
[[提出]]時の[[文章]]の[[折返し]]には[[表示]]幅を使用[['''するべきです''']]。
[SRC@en[WF2 2.14]]
[21]
'''空白'''
[[CSS]] に対応した[[利用者エージェント]]は、
[CODE(HTMLe)@en[[[textarea]]]] [[要素]]を
[CODE(CSS)@en[[[white-space]]]] [[特性]]で指定されたように[[レンダリング]][['''するべきです''']]。
ただし、[[利用者エージェント]]は、
[[利用者エージェント・スタイル・シート]]において
[CODE(CSS)@en[[[white-space]]]] [[特性]]の[[既定値]]を
[CODE(HTMLa)@en[[[wrap]]]] [[属性値]]に基づき決定[['''して構いません''']]。
[SRC@en[WF2 2.14]]
[[#comment]]
** フォーム
[22] '''改行の表現'''
[CODE(HTMLe)@en[[[textarea]]]] [[提出]]時に、
[[改行]]は、 [CODE(char)[[[U+000D]]]]
[CODE(char)[[[U+000A]]]] ([CODE(char)@en[[[CRLF]]]])
で表現[['''しなければなりません''']]。
これは、 [CODE(HTML)@en[[[hard]]]]
の時に追加される[[改行]]の場合もです。
また、 [CODE(HTMLa)@en[[[maxlength]]]]
[[属性]]の制約に合致するかの判定でも2[[文字]]あるものと数えます。
[SRC@en[WF2 2.14]]
[[#comment]]
** 関連
[19]
[[著者]]は、 [CODE(HTMLa)@en[[[wrap]]]] を
[CODE(HTML)@en[[[hard]]]] と設定した時は、
[CODE(HTMLa)@en[[[cols]]]] [[属性]]も設定[['''するべきです''']]。
[SRC@en[WF2 2.14]]
[[#comment]]
** メモ
[2] 非標準の属性で、値が yes のとき折り返し、 no のとき折り返しません。
[3] [[cols属性]]の値と要素の内容によっては、表示の時に文字列が収まりきらないことがあります。
この時に、表示範囲の端で折り返すかどうかを指定します。
[1] HTML4 はこの場合の動作は実装依存としています。
()
- [5] [[NN]]2 は wrap 属性に対応していません。既定値に当たるのは no です。
- [4] [[WinIE]] は warp 属性に対応していますが、指定なしの時の既定値は yes
です。
- [6] [WEAK[2002-12-06 (金) 19:11]] ''[[名無しさん]]'': WinIE1 は wrap 属性に対応しておらず、既定値相当は no です。
- [7] [WEAK[2002-12-06 (金) 19:52]] ''>>6'': WinIE2 も同じ。
- [9] >>2-7 [[不思議マーク付け]]の最強リファレンスを見ずして何を語っておる? ''