* version 擬似属性 (xml 宣言)

[1] [[XML]] 1.0 [[SE]] の Errata では大きな修正があります: ''Errata in REC-xml-20001006'' <http://www.w3.org/XML/xml-V10-2e-errata#E38>。 XML 1.1 の策定に合わせて改めたみたいです。

[[#comment]]


* xslt:*/@version 属性, xslt:version 属性 (XSLT)

[2] [[XSLT]] には、 [CODE(XSLTa)[version]]
属性が [CODE(XSLTe)[[VAR[xslt:]][[stylesheet]]]]
要素型, [CODE(XSLTe)[[VAR[xslt:]][[transform]]]]
要素型に定義されています (必須)。また、
[[表記結果要素]]を[[スタイル・シート]]として使うときに、
その[[文書要素]]につけなければならない
[CODE(XSLTa)[[VAR[xslt:]]version]]
大域属性があります。
<http://www.w3.org/TR/xslt#stylesheet-element>,
<http://www.w3.org/TR/xslt#result-element-stylesheet>

したがって、 [[XSLTスタイル・シート]]には必ず根要素に版を表す属性があることになります。

[3] 値の型は [[number]] です。 XSLT 1.0
では値 [CODE(XSLT)[1.0]] が定義されており、
これ以外の値が与えられたときには[[前方互換処理モード]]になります。

[[#comment]]


* html 要素 version 属性 (HTML)

[4] この属性の値は、その文書の [[HTML]] [[DTD]] の版を指定します。
[[HTML4]] ではこの属性は[[非推奨]]です。
<IW:HTML4:"struct/global.html#adef-version">

[5] HTML 4 仕様書には属性値は [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] としかなく、
どのような値を指定できるのかが謎ですが、大文字・小文字の区別は意味がないとの注記があります。
HTML 4 [[Transitional]]/[[Frameset]] DTD ではその DTD の[[公開識別子]]の値を取る[[固定値属性]]として宣言されています。
[WEAK[[[Strict]] DTD では属性そのものが存在しません。]]
<IW:HTML4:"sgml/loosedtd.html#version">
ですから指定するなら大文字・小文字の区別がなされると解釈するべきでしょう。

例:
- [6] [SAMP(HTML)[<[CODE(HTMLe)[[[html]]]] [CODE(HTMLa)[version]]="-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">]]

[7]

[[移行用DTD]]
<IW:HTML4:"sgml/loosedtd.html#version">
([[名無しさん]] [sage])

[[#comment]]


* メモ

[8]
[CITE@en-US[Internationalization Tag Set (ITS) Version 1.0]] ([TIME[2007-04-03 18:11:18 +09:00]] 版) <http://www.w3.org/TR/2007/REC-its-20070403/#its-version-attribute>
([[名無しさん]])