* フォーム制御子系 value 属性 (HTML, XHTML 1)
[1] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[input]]]] 要素や
[CODE(HTMLe)[[[button]]]] 要素の
[DFN[[CODE(HTMLa)[value]] 属性]]は、その[[制御子]]の[[初期値]]を指定します。
[4] 仕様書:
- [[HTML 4]]
-- [CODE(HTMLe)[input]] 要素 [CODE(HTMLa)[value]] 属性
-- [CODE(HTMLe)[button]] 要素 [CODE(HTMLa)[value]] 属性
[[#comment]]
** 属性値
[8] この属性の値は [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。
大文字・小文字は区別されます。
[26] この属性は、 [[DTD]] 的には [CODE(SGML)[#[[IMPLIED]]]] です。
[CODE(HTMLe)[input]] 要素の場合、
[CODE(HTMLa)[[[type]]]] 属性が [CODE(HTML)[[[radio]]]] または
[CODE(HTML)[[[checkbox]]]] の時''以外''は、
この属性は省略できます。 [SRC[HTML 4 17.4]]
[CODE(HTMLe)[button]] 要素の場合も省略できます。
[SRC[HTML 4 17.5]]
[[#comment]]
** 押しボタン制御子 (HTML input 要素型)
[28] 押しボタン制御子 ([CODE(HTML)[type]] が [CODE(HTML)[[[button]]]])
では、 [[UA]] は [CODE(HTMLa)[value]] 属性値をボタンの札として使うべきです。
[SRC[HTML 4 17.4.1]] 詳しくは [CODE(HTML)[[[button]]]]
制御子の説明をご覧ください。
[[#comment]]
** ファイル選択制御子 (HTML input 要素型)
[27] ファイル選択制御子 ([CODE(HTMLa)[type]] が [CODE(HTML)[[[file]]]])
では、 [[UA]] は、 [CODE(HTMLa)[value]]
属性値をファイル名の初期値として使っても構いません。
[SRC[HTML 4 17.4.1]] 詳しくは [CODE(HTML)[[[file]]]]
制御子の説明をご覧ください。
[[#comment]]
** メモ
[[#comment]]
* value 属性 (HTML option 要素)
[2] [CODE(HTML)[[[option]]]] 要素の [CODE(HTML)[value]]
属性は、項目の値を指定します。
その項目が選択された場合にはこの値が送信されます。
この値が指定されていない場合には要素の内容が使われます。
()
- [9] 送信される値がかな漢字だと面倒なことになるから、要素内容はかな漢字の日本語文にしつつも、 [CODE(HTML)[value]] はラテン文字で、という使い方がよくされますね。
- [10] 使用例: [SAMP(HTML)[]]
[[#comment]]
* li 要素 value 属性 (HTML, XHTML 1)
[12] [CODE(HTMLe)[[[li]]]] 要素の [DFN[[CODE(HTMLa)[value]] 属性]]は、
現在[[並び]]項目の番号を設定します。
この属性の値は、 [CODE(SGML)[[[NUMBER]]]] 型です。
[CODE(HTMLa)[[[type]]]] 属性に関わらず、常に[[亜剌比亜数字]]で指定します。
この属性は必須ではありません。この属性は [[HTML 4]] では非推奨です。
仕様書: [HTML 4]
[13] この属性による指定が、弟要素にまで影響するのかどうかは定かではありません。
HTML 4 に [Q[current list item]] と書いてあるのは影響しないという意味とも取れますが、
慣習的解釈では影響するはずです ([[Classic Mozilla]] はそう実装している)。
[[DTD]] の[[注釈]] (参考) の [Q[reset sequence number]]
もそれをほのめかしている気もしますが...
[14]
HTML 4 仕様書には、 HTML 4 では前の並びの継続であるおことや並びの項目の途中を省いたことを表す方法はないが、その代わりに、という注記と共に、次の例が示されています。
[PRE(HTML)[
- makes this list item number 30.
- makes this list item number 40.
- makes this list item number 41.
]PRE]
[[#comment]]
* value 属性 (DOM Attr 界面)
[5] 属性 [CODE[[VAR(DOMi)[[[Attr]]]].[CODE(DOMa)[value]]]]
の値は、その属性節の[[属性値]]です。
設定する値・得られる値の型は [CODE(DOM)[[[DOMString]]]]
です。その属性節の子節は複数個の文節や実体参照節があるかもしれませんが、
一つの文字列として設定又は取得します。
値を設定した時は、子節は一つの文節になります。
[6] この属性は method
[CODE[[VAR(DOMi)[[[Element]]]].[CODE(DOMm)[[[getAttribute]]]]]],
[CODE[[VAR(DOMi)[Element]].[CODE(DOMm)[[[setAttribute]]]]]]
と同様に機能します。
[11] >>6 というか [CODE(DOMa)[[[nodeValue]]]] だよなあ、
もろ同じじゃない? なんで2つあるんだろう。どっちかは正規化するとかでもないみたいだし。
[7] 属性節が読取専用の時は当然値を設定することはできません。
例外 [CODE(DOM)[NO_MODIFICATION_ALLOWED_ERR]]
が発生します。
- [DOM2] ''Document Object Model Core''
[[#comment]]
* param 要素 value 属性 (HTML, XHTML 1)
[15] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[param]] 要素の
[DFN[[CODE(HTMLa)[value]] 属性]]は、引数値を指定します。
[16] 仕様書:
[[HTML 4]]
[[#comment]]
** 属性値
[17] この属性の値は [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。
属性値は、物体によって解釈されます。
物体が引数ごとに構文的制約などを課しているかもしれません。
(それに対して不当であった場合の処理も HTML UA・物体の実装依存でしょう。)
この属性は ([CODE(HTMLa)[[[valuetype]]]] や [CODE(HTMLa)[[[type]]]]
によって修飾されることを除いては) HTML 的な意味を持ちません。
[18] この属性は省略可能です。
[[#comment]]
** 他との関係
[19] [CODE(HTMLa)[value]] で指定する引数値は、
同じ [CODE(HTMLe)[param]] 要素の
[CODE(HTMLa)[[[name]]]] が引数名として対応します。
[20] 引数値の種類の指定として [CODE(HTMLa)[[[valuetype]]]]
と [CODE(HTMLa)[[[type]]]] があります。
[[#comment]]
** メモ
[[#comment]]
* meta 要素 value 属性 (HTML, XHTML 1)
[21] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[meta]]]] 要素で、
[DFN[[CODE(HTMLa)[value]] 属性]]が使われることがあります。
使われ方からして、 [CODE(HTMLa)[[[content]]]]
属性の誤りのようです。
[[#comment]]
** 例
[22]
[PRE(HTML)[
]PRE]
出典: ''Practical Scheme''
(2004年7月付け、2004年7月現在)
[24]
[PRE(HTML)[
]PRE]
出典: ''WWW의 국제화와 한글''
([[W3C]] 韓国事務所のウェブ・サイトの文章。1996年11月付け、2004年7月現在。)
[23]
で検索すると色々な自然言語の文章で大量に見つかります。
HTML のソースは本来 (正しく設定されていれば)
[[Google]] の検索対象にはならないはずなので、
潜在的には莫大な量の文書が存在していると思われます。
[[#comment]]
** 実装
[25] [[emacs-w3m]] が正しく動作しない (正確には、
[CODE(HTMLa)[content]] 属性が無いのが原因。) という問題がありましたが、
2004年7月に修正されました。 ([emacs-w3m:7001])
[[#comment]]
** メモ
[[#comment]]
* メモ