#?SuikaWiki/0.9
*a 要素の title 属性 (HTML)
[7] [[HTML]] では歴史的に、意味の異なる [CODE[title]]
属性が複数存在します。
[[#comment]]
**リンク先の title
[6] [CODE[title]] 属性は [[HTML+]] では、リンク先文書の [[title]] 要素の代替とされていました。
(''Hypertext Links'' ) 画像へのリンクとかで有用でしょうねぇ。
[[#comment]]
**メイルの Subject
[2] 現代においては、すなわち [[HTML4]] 以降に於いては、 [CODE(HTML)[a]]
要素の [[title属性]]には特別の意味があるわけではありません。
[CODE(HTML)[title]] 属性としての使命を全うするまでです(謎)。
[3] しかしかつて、 HTML4 の遥か以前に、ひっそりと [CODE(HTML)[title]]
属性を実装していた (そして消えていった(w)) [[Infomosaic]]
という[[ブラウザ]]がありました。
[4] このブラウザの独自拡張である [CODE(HTML)[a]] 要素の [CODE(HTML)[title]]
属性を指定することで、 [[href属性]]が [[mailto-URL]]
である場合に、作成するメイルの [[Subject:欄]]に [CODE(HTML)[title]]
属性で指定した値が既定値として使われます。
[5] これハケーンした時は、なんでこんな古い [[UA]] に [CODE(HTML)[title]]
属性なんてあるんだ、とビクーリしますた
[1] >>2-5 [[Lynx]] にもこれが実装されていました。 [[form]] 要素にもあるそうです。
- [13] ''URL Schemes Supported in Lynx''
[[#comment]]
**要素の追加情報 (人間向け。)
[8] [[HTML4]] でほとんど全ての要素に追加された [CODE[title]]
属性の一環であり、要素(の内容)についての追加情報を提供します。
特に [CODE[A]] 要素においては、リンク先文書の概要を示したりすることが多いようです。
リンク先の文書の題名であることもありますから、その場合 >>6
の [[HTML+]] と同じ用法になります。
[[#comment]]
*form 要素の title 属性 (HTML)
[11] [CODE[A]] 要素の場合 (>>7) と同様に、 [[form]]
要素についても違った意味で使われています。
[[#comment]]
**送信されるメッセージの題
[9] [[Lynx]] が昔から実装していて、 [[action]] 属性が [[mailto:]] [[URI]]
である場合に、この値が送られる[[電子メイル]]・メッセージの [[Subject:]]
欄に使われます。 [CODE[A]] 要素の場合の >>1-5 と同じです。
[10] Lynx の help の説明によると、他の実装では同じ目的で [[subject]]
属性を使うものもあるので、 Lynx も対応している、とあります。
[[#comment]]
**要素についての追加情報
[12] [[HTML4]] では他の要素の [CODE[title]] 属性と同様、追加情報
(人間向け。) を入れる欄としてこの属性を扱っています。
[[#comment]]
*メモ