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[1] [[JISX4052]] 組版指定交換方式で規定されている[[要素]]。

*JIS X 4052:2000 6.11 タブ処理の指定

[[タブ]]処理の指定は、次による。
**a) 指定対象

[CODE[TABSET]] 要素 (>>3) 内のタブ処理対象文字列を対象とする。 [CODE[TABSET]]
要素内では、タブ位置に [CODE[TAB]] (>>3) を置く。

**b) 指定方法

[[タブ位置]]とタブ種についての指定は、 [CODE[TABSET]] 要素に対する[CODE[タブ位置]]属性
(>>4), [CODE[タブ種]]属性 (>>4) 及び [CODE[char]] 属性で指定する。

***1) タブ位置

[[行頭]]からの距離をタブ位置[[属性]]の[[属性値]]で、その距離が小さいものから順番に指定する。
属性値は[[絶対量]]又は[[相対量]]で指定し、属性値と属性値の間は[[空白]]とする。
絶対量及び相対量の指定は、[[正]] ([CODE[+]]) の [CODE[<number>]]
に続けて空白を入れずに[[単位記号]]を書き、相対量の単位は、[[字]]、 [[em]]
又は [[en]] とする。相対量の基準は、 [CODE[TABSET]] 要素に指定されている
[[font-size]] [[特性]]とする。属性値には、 [CODE[0]] を指定することもできる。

タブ位置属性の属性値: [CODE[<length>]] [ [CODE[<length>]] * ]
***2) タブ種

[CODE[タブ種]]属性の属性値として、行頭からの距離が小さいタブから順番に、次の
6種類 (>>6) のうちから指定する。属性値と属性値の間は空白とする。
[PRE[
<tabset タブ位置="4em 19em" タブ種="左 左">
左そろえタブ:<tab>左<br>
上そろえタブ:<tab>上<br>
右そろえタブ:<tab>右<br>
下そろえタブ:<tab>下<br>
中央そろえタブ:<tab>中央<br>
指定文字そろえタブ:<tab>指定文字
</tabset>
]PRE]
***3) 指定文字そろえタブの指定文字

[CODE[char]] 属性の属性値として[[文字]]を指定する。
複数の指定文字が[CODE[タブ種]]属性で指定された場合、[CODE[タブ種]]属性中の指定文字と
[CODE[char]] 属性中の文字は出現した順序で対応する。
[CODE[タブ種]]属性中の指定文字の数が [CODE[char]] 属性中の文字数より多い場合は、
[CODE[char]] 属性中の最後の文字が指定されたものとする。
***指定記述例
 <TABSET タブ位置="30mm 60mm 90mm" タブ種="指定文字 右 指定文字" char=": .">
     <TAB>ABCDE:<TAB>710年<TAB>65.26<BR>
     <TAB>XYZ:<TAB>1997年<TAB>147.3
 </TABSET>
***組み上がり例
 ABCDE :      710 年    65.26
 XYZ :        1997年   147.3
[INS[
編注: 一番左のは [CODE[指定文字]] [CODE[:]] が指定されているから、
 ABCDE :      710 年    65.26
   XYZ :      1997年   147.3
になるんじゃないかと思うんだが。
]INS]
***指定記述例 (表のこまの中に指定する場合)
 <TABLE>
 <TR> <TD> <TABSET タブ位置="30mm 60mm 90mm" タブ種="指定文字 右 指定文字" char=": .">
     <TAB>ABCDE:<TAB>710年<TAB>65.26<BR>
     <TAB>XYZ:<TAB>1997年<TAB>147.3
 </TABSET></TD></TR>
 </TABLE>
**
[3] この要素名は、 [[HTML]] にはなく、この規格で規定するものである。
[4] この属性名は、 [[HTML]] にはなく、この規格で規定するものである。
[8] この規則名は、 [[CSS]] にはなく、この規格で規定するものである。
*メモ