*option 要素 selected 属性 (HTML, XHTML 1) [1] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[option]]]] 要素の [DFN[[CODE(HTMLa)[selected]] 属性]]は、 その選択肢をあらかじめ選択した状態とすることを表します。 [7] 仕様書: - [[HTML 4]] -- [CITE[17.6.1 Pre-selected options]] -- [CODE(HTMLe)[option]] 要素 [CODE(HTMLa)[selected]] 属性 -- [CITE[HTML 4 Changes]] - [[Web Forms 2.0]] -- [CSECTION@en[2.3 Changes to existing controls]] [[#comment]] ** 属性値 [8] この属性は[[真偽値属性]]です。指定すれば真 (選択する)、 指定しなければ偽 (選択しない) です。 [[#comment]] ** メニュー制御子の初期状態 [9] '''単一選択メニューの零個選択時の利用者エージェントの動作''' [CODE(HTMLa)@en[[[multiple]]]] で''ない'' [CODE(HTMLe)@en[[[select]]]] について、 [CODE(HTMLa)@en[[[selected]]]] な [CODE(HTMLe)@en[[[option]]]] が1つも存在しない場合、 [[利用者エージェント]]は、 最初の [CODE(HTMLa)@en[[[disabled]]]] でない [CODE(HTMLe)@en[[[option]]]] を選択状態と[['''しなければなりません''']]。 [CODE(HTMLe)@en[[[option]]]] が存在しない場合や [CODE(HTMLa)@en[[[disabled]]]] でない [CODE(HTMLe)@en[[[option]]]] が存在しない場合は、 何も選択されていない状態となります。 [SRC@en[WF2 2.3]] [2] メニュー制御子 ([CODE(HTMLe)[[[select]]]]) では、 あらかじめ1つ以上の選択肢を選んでおくことができます。 [[UA]] は、次の手順により選択済みの項目を決めるべきです [SRC[HTML 4 17.6.1]]。 - [CODE(HTMLa)[selected]] な [CODE(HTMLe)[option]] が1つもなければ、 -- 最初の項目を選択状態にしておきます [SRC[RFC 1866 8.1.3]]。 -- どの項目も選択状態にするべきではありません [SRC[HTML 4.0 17.6.1]]。 -- どの項目を最初に選択状態にしておくかは未定義です [SRC[HTML 4.01 17.6.1]]。 -- 仕様が変更されたのは、実装の扱いが様々であったからです [SRC[HTML 4.01 17.6.1]]。 -- 著者はどれかの項目を [CODCE(HTMLa)[selected]] としておくべきです [SRC[HTML 4.01 17.6.1]]。 - [CODE(HTMLa)[selected]] な [CODE(HTMLe)[option]] が1つだけあれば、 -- その項目を選択状態にするべきです [SRC[HTML 4 17.6.1]]。 - [CODE(HTMLa)[selected]] な [CODE(HTMLe)[option]] が2つ以上あれば、 -- [CODE(HTMLe)[select]] 要素が [CODE(HTMLa)[multiple]] なら、 すべての [CODE(HTMLa)[selected]] [CODE(HTMLe)[option]] を選択しておくべきです [SRC[HTML 4 17.6.1]]。 -- [CODE(HTMLe)[select]] 要素が [CODE(HTMLa)[multiple]] でなければ、 [[誤り]]です。 UA はどう扱っても構いませんが、 複数個選択しておくべきではありません。 [SRC[HTML 4 17.6.1]] [[#comment]] ** メモ [[#comment]] *SELECTED 属性 (HTML の A 要素) [1] [[a]] 要素が既定状態で選択されていることを示す、 [[WebTVのHTML]] の属性です。 [3] ちなみに選択されていると [CODE(CSS)[outline: yellow solid ?px]] になるらしいです。 [4] [[SGML]] 的には [CODE(HTML)[SELECTED=SELECTED]] なのですが、 [[WebTV]] がこれに対応しているかは不明。 -[2] '''' [[#comment]] *IMG 要素 SELECTED 属性 (HTML) [5] 既定状態で選択されている範囲を示す属性です。 [[WebTV]] が実装しています。 [6] [[ismap]] 属性が指定されている場合は、値は座標です。 >>5 の例示によると [CODE(HTML)["x, y"]] として指定します。 (座標の配置は [[coordate]] 属性値と同じ。) 読点の後に [[SP]] が入ってますが、適当に無視されるのでしょう。 [CODE(HTML)[USEMAP]] 属性が指定されている場合は、 [[area]] の索引番号を指定します。実例は示されていませんが、 [CODE(HTML)["1"]] で、関連付けられている 1番目の [CODE(HTML)[AREA]] 要素に対応すると思われます。その [CODE(HTML)[AREA]] 要素に対応する領域が初期選択となります。 索引番号が [CODE(HTML)[0]] から始まるのか [CODE(HTML)[1]] から始まるのか、頭に不要な [CODE(HTML)[0]] があっても無視されるのか、不明。 [[#comment]] *メモ