#?SuikaWiki/0.9
*LATIN SMALL LETTER Q
[4] [[Q]] の小文字。
[[#comment]]
*q 要素 (HTML, XHTML)
[3] [[Mozilla]] 1.3b の既定スタイルは [CODE(HTML)[Q]]
要素の両側が常に [SAMP["]]
になって寂しいので、文脈によって適切な引用符を使うようにしようと思ってみました。
重要なポイントは、引用符は一般に、引用の周り (地の文)
の言語及びスクリプト (用字系) で決定されるということです。
例えばラテン語の英語で仮名漢字混じりの日本語文を引用するときは、
For example, “こんな風になります.”
逆の場合は、
例えば「like this example,」となります。
(“comma style quotation mark”を使うこともありますが、
話がややこしくなるので黙ってましょう。)
しかし、同じ英語と日本語の組み合わせでも、
ふぉあ えくざんぷる、「こんな風になります」。
Tatoe ba “like this example,” to narimasu.
のようになります。
ところが、 [[CSS]]2 では言語の[[選択子]]はありますが、用字系で処理を振り分ける手段がありません。
更に、 Mozilla は現時点では :[[lang]] 擬似級に対応していません。
その上、 [[quotes]] 属性には1組しか値を指定できないようです。
(それ以上指定しても無視される。)
そういう現状を踏まえて、とりあえずのスタイル指定:
@namespace xml 'http://www.w3.org/XML/1998/namespace';
q, q q q,
[lang=en] q, [lang=en] q q q {
quotes: "“" "”" "‘" "’";
}
q q, q q q q,
[lang=en] q q, [lang=en] q q q q {
quotes: "‘" "’";
}
[xml|lang=ja] q, [xml|lang=ja] q q q, [lang=ja] q, [lang=ja] q q q {
quotes: "「" "」" "『" "』";
}
[xml|lang=ja] q q, [xml|lang=ja] q q q q, [lang=ja] q q, [lang=ja] q q q q {
quotes: "『" "』";
}
テスト用 HTML 片:
QuotedQuoted QuotedQuoted text
text
text
text
引用文引用引用引用文字列
文字列
文字列
字列
QuotedQuoted Quoted引用引用引用QuotedQuoted text
text
文字列
文字列
文字列
text
text
text
問題点:
=文書で言語指定が無かった場合は、とりあえず英語と同じにしてあります。
=深い入れ子の引用では正しく動作しません。4つ目の引用まで対応しています。 (実際には十分以上でしょう。)
=日本語の引用文の中に英語の引用文があって、更に引用部がある場合に、正しく引用符がつきません (3つ目のテスト片)。選択子の詳細度の関係でしょう。うまい選択子を与えれば解決できそうですが、複雑になりそう。
=上述の通り、言語情報のみに頼っていて、スクリプトに応じた引用符を選択できません。
(日本語では問題になるのはローマ字書きくらいでしょう。)
[[#comment]
*資質値
-[2] [[HTTP]] などの[[内容折衝]]で [[Accept:欄]]などに使われるパラメーター。 See [[qvalue]]。
[[#comment]]
*長さの絶対量の単位
[[#comment]]
**JIS X 4052 組版指定交換形式において
[1]
>[[級]], [[Q]] (1q = 0.25[[mm]])
>([[JISX4052]]:2000 5.3.2. b)5))
[[#comment]]
*メモ
- [5] [[WebExplorer]] では [CODE(HTML)[Q]] 要素は [[blockquote]] 要素の別名で、既定スタイルが [CODE(CSS)[display:block]] です。
- [6] ''Q要素:インライン引用文のマークアップについて'' : 2001年のスレで、現在の事情からするとちょっと時代遅れの感がありますが。 (但し引用符補完 WinIE がまだ release されていないのは変わっていませんね。)