* [CODE(XMLa)@en[other]] 属性 (MathML) [1] [[MathML]] の [DFN[[CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性]]]]は、 [[MathML]] で規定されていない[[非標準]]の[[属性]]を[[指定]]するために使うことができます。 :状態:[[W3C]] [[勧告]] ('''非推奨''') :[[要素型]]:[[MathML]] のすべての[[要素型]] :[[名前空間URI]]:([[[CODE@en[null]]名前空間]]) :[[局所名]]:[CODE(XMLa)@en[[[other]]]] ([Q@en[other]] ([Q[その他]]) より) [2] 仕様書: = [[MathML 1]] --[CSECTION@en[2.3.4 Attributes Shared by all MathML Elements]] --[CSECTION@en[4.3.3.2 General Attributes]] --[CSECTION@en[7.2.3 An Attribute for Unspecified Data]] = [[MathML 2]] --[CSECTION@en[2.4.5 Attributes Shared by all MathML Elements]] --[CSECTION@en[4.3.3.2 General Attributes]] --[CSECTION@en[7.2.3 An Attribute for Unspecified Data]] ** 代替 [8] [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性]]は [[MathML 1.0]] で導入されましたが、 [[MathML 2.0]] では'''[[非推奨]]'''とされています。 代わりに、 [[XML名前空間]]に従った[[名前空間接頭辞]]付きの[[属性]]を使うことができます。 [SRC@en[MathML2 7.2.3]] [[#comment]] ** 属性値 [5] この[[属性]]には、 [[レンダリング機関]]特有の情報に関する非標準の[[属性]]を記述することができます。 [SRC@en[MathML1 7.2.3]] [6] [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性値]]は、正当な [[XML]] の[[属性指定並び]]でなければなりません。 [SRC@en[MathML1 7.2.3]] [10] この[[属性]]に対応しなければならないのは、 非標準の[[属性]]に対応している[[レンダリング機関]]だけです。 [SRC@en[MathML1 2.3.4]] [[#comment]] ** 例 [11] [[MathML]] 標準の [CODE(XMLe)@en[[[maction]]]] [[要素]]に、[[色]]に関する情報を付け加えるために非標準の [CODE(XMLa)@en[[[color]]]] [[属性]]を ([CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性値]]として) [[指定]]します。 [PRE(XML deprecated example code)[ expression ]PRE] 同じことを、 [[XML名前空間]]を使って [PRE(XML example code)[ ... expression ... ]PRE] と表せます。 [SRC@en[MathML2 7.2.3]] [[#comment]] ** 関連 [3] '''DTD との関係''' 特定の[[レンダリング機関]]で良く[[レンダリング]]するためには、 その[[レンダリング機関]]向けの[[属性]]を自由に追加できる方が良いです。 しかし、標準の [[MathML]] [[DTD]] に含まれない[[属性]]を直接[[指定]]すると、 その[[文書実現値]]は [[DTD妥当]]では''なくなります''。 [[DTD]] にその[[属性]]の定義を含めれば良いのですが、 標準の [[DTD]] をそのまま使っていたいという要求もあります。 そこで、標準の [[DTD]] のままで [[DTD妥当]]性を保ちつつ非標準の[[属性]]を使えるように、 [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性]]が用意されました。 [SRC@en[MathML1 7.2.3]] [7] '''XML 属性との関係''' 非標準の[[属性]]を直接受け付ける[[レンダリング機関]]は、 [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性値]]として出現した場合も受け付けるべきです。 ただし、 [[MathML]] の標準の[[属性]]についてはこれは必須ではありません。 [SRC@en[MathML1 7.2.3]] [9] '''PostScript にインスパイヤ''' [[PostScript]] では、[[言語]]自体で表せない[[レンダリング機関]]特有の情報を埋め込むために[[注釈]]を使用しており、 [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性]]はそれと似ています。 [SRC@en[MathML1 7.2.3]] [4] '''XML 名前空間との関係''' [[MathML 2.0]] では、 [[XML名前空間]]を使うべきとして [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] は[[非推奨]]になっています。 [CODE(XMLa)@en[[[other]]]] [[属性値]]と [[XML名前空間]]の関係は明らかではありません。 [[#comment]] ** メモ [[#comment]] * メモ