* listing 要素型 (HTML)
[2] [ABBR[[[HTML]]][Hypertext Markup Language]] の
[DFN[[CODE(HTMLe)[listing]] 要素型]]の要素は、
listing (計算機プログラムのリスト) を表します。
[3] 仕様書:
- [[HTML 2.0]] ([[RFC 1866]])
-- [CITE[5.5.2.1. Example and Listing: XMP, LISTING]]
[4]
:[[開始タグ]]:必須
:[[終了タグ]]:必須
:[[内容模型]]:[[HTML-CDATA]]
:出現できる文脈:[CODE(SGML)[%[[block]];]] な文脈
:[[属性]]:
,属性名,属性値,既定値,説明,出典
[[#comment]]
** 代替
[7] [CODE(HTMLe)[listing]] 要素型は [[HTML 2.0]]
で'''非推奨'''とされ、後の版の HTML からは削除されています。
事情は >>4- を参照して下さい。
代わりに [CODE(HTMLe)[[[pre]]]] 要素型が利用できます。
(ただし、構文的に幾分違いがあるので注意が必要です。)
[[#comment]]
** 内容
[4] この要素の内容は [CODE(SGML)[%literal]] です。
[ABBR[[[SGML]]][標準一般化マーク付け言語]]
的には [ABBR[[CODE(SGML)[[[CDATA]]]]][[[文字データ]]]] です。
終了タグ以外の[[マーク]]は認知されません。
[[SGML]] 的には、 [ABBR[[CODE(SGML)[[[etago]]]]][終了タグ開き]]
が認知されるまで
[WEAK[([CODE(HTML)[]] + [[名前開始文字]]か、または [CODE(HTML)[>]] が現れるまで)]]
が内容です。
[6]
しかし、古くから HTML では [CODE(HTML)[[CODE(HTMLe)[listing]]>]]
全体が現れる前までを内容として扱ってきました。
この扱いは SGML 不適合であるので、 [CODE(HTMLe)[listing]]
は非推奨となり、 [CODE(HTMLe)[[[pre]]]] が新設されました。
[5] HTML 2.0 仕様書は、
[Q[>>5 だが、以前の仕様書案では >>6 を認めていた。一貫して実装されていないので非推奨]]
と述べています [SRC[RFC 1866 5.5.2.1.]]。一方で
[ABBR[[[DTD]]][[[文書型定義]]]]
では、[Q[歴史的理由により不適合な構文解析を行う]]と注釈されています。
[[#comment]]
** 応用
[8][CODE(HTMLe)[listing]] は [CODE(HTMLe)[[[pre]]]] と同じようにレンダリングされます。
[9] [CODE(HTMLe)[listing]] は一行に最低132文字収まるようにレンダリングするべきです。
[SRC[RFC 1866 5.5.2.1.]]
[[#comment]]
** メモ
[[#comment]]
* メモ