* enctype 属性 (HTML, XHTML 1, WML) [3] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[form]]]] 要素および [[WML]] の [CODE(XMLe)[[[go]]]] 要素の [DFN[[CODE(HTMLa)[enctype]] 属性]]は、 フォーム・データを[[提出]]する際の[[媒体型]]を指定します。 [18] 仕様書: - [[HTML 4]] ([[Web Forms 1.0]]) -- [CODE(HTMLe)[form]] 要素 [CODE(HTMLa)[enctype]] 属性 -- [CITE[17.13.4 Form content types]] - [[WML]] -- 9.5.1 [[#comment]] ** 属性値 [4] この属性の値は [CODE(SGML)[%[[ContentType]]]] です。 [[SGML]] 的には [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。 [19] この属性は省略可能です。省略時の既定値は [CODE(MIME)[[[application/x-www-form-urlencoded]]]] です。 [16] ファイル送信 ([CODE(HTMLe)[[[input]]]] [CODE(HTMLa)[[[type]]]] [CODE(HTML)[[[file]]]]) を使用する時には、 [CODE(MIME)[[[multipart/form-data]]]] を使うべきです [SRC[HTML 4 17.3]]。 提出データが非 [[US-ASCII]] 値を含む場合には [CODE(MIME)[[[multipart/form-data]]]] を使うことが[RUBYB[推奨][recommend]]されています [SRC[WML 9.5.1]]。 [[#comment]] ** UA による利用 [20] [[フォーム]]を [CODE(HTMLa)[[[method]]]] [CODE(HTTP)[[[POST]]]] で[[提出]]するときに、 フォーム処理エージェントに[[フォーム・データ集合]]を渡すための書式に [CODE(HTMLa)[enctype]] で指定したものが使われます。 詳しくはフォームの[[提出]]の説明を参照してください。 [[#comment]] ** 他との関係 [21] [CODE(HTMLa)[enctype]] 属性の値として媒体型の引数 [CODE(MIME)[[[charset]]]] を指定することが、 1990年代中後期にはしばしばなされました。 例えば、 [SAMP(HTML)[enctype="text/plain;charset=iso-2022-jp"]] という指定は、[[平文]]を [CODE(charset)[[[ISO-2022-JP]]]] で符号化して提出することを要求しています。 [[RFC 2070]] や [[HTML 4]] で [CODE(HTMLa)[[[accept-charset]]]] 属性が導入されてからは、このような指定は見られなくなりました。 [22] [CODE(HTMLa)[enctype]] 属性の指定が使われるか、 あるいは (仕様・実装上) 使えるかは、 [CODE(HTMLa)[[[action]]]] や [CODE(HTMLa)[[[method]]]] など他の提出方法の指定の組合せに強く依存しています。 特に、定義上 HTML 4 では [CODE(HTMLa)[enctype]] が適用されるのは [CODE(HTMLa)[method]] が [CODE(HTML)[[[post]]]] の時だけとなっています [SRC[HTML 4 17.3]]。 [23] さまざまな仕様・実装・文書でどのような [CODE(HTMLa)[enctype]] 媒体型が使用されてきたかについては、フォームの[[提出]]の説明をご覧ください。 [[#comment]] ** メモ [[#comment]] * メモ