* object 要素 archive 属性 (HTML, XHTML 1)
[1] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[object]]]] 要素の
[DFN[[CODE(HTMLa)[archive]] 属性]]は、
[RUBY[[[物体]]] [オブジェクト]]に関係する資源を含んだ[RUBYB[書庫] [archive]]の
URI を (任意個) 指定します。
[Q[物体に関係する資源]]には、 [CODE(HTMLa)[[[classid]]]] の資源や
[CODE(HTMLa)[[[data]]]] の資源を含みます。
書庫を先読みしておくことで物体の読込み時間を削減できます。
[2] 仕様書:
- [[HTML 4]]
[13]
HTML 4 DTD の[[注釈]] (参考) には
[Q[space-separated list of URIs]]
と書かれています。
([[名無しさん]] [sage])
[15]
- [CITE[Strict DTD]]
([[名無しさん]] [sage])
[[#comment]]
** 属性値
[3] この属性の値は [CODE[uri-list]] ([CODE(ABNF)[ [ [CODE(SGML)[%[[URI]]]] *([[間隔]] [CODE(SGML)[%URI]]) ] ]])
です。 [[SGML]] 的には [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。
[4] この属性は省略可能です。
[17]
[CITE[Tip's Browser001]]
[[Java]]で[[読点]]区切りとして扱われるとしています。
@@ 未確認
([[名無しさん]] [sage])
[[#comment]]
** 他との関係
[5] [CODE(HTMLa)[archive]] は [CODE(HTMLa)[[[classid]]]]
や [CODE(HTMLa)[[[data]]]] の資源を探すために使われます。
[CODE(HTMLa)[archive]] が[[相対URI参照]]であるときには
[CODE(HTMLa)[[[codebase]]]] 属性を[[基底URI]]
として参照するべきです。 [HTML 4]
([Q[べき]]なのですか・・・。) [[HTML//基底URI]] も参照。
[[#comment]]
** メモ
[16]
この属性は DTD で [CODE(SGML)[%[[URI]]]]
と定義されていましたが [SRC[HTML 4.0 DTD]],
間隔区切りで複数
URI 参照を含められるので HTML 4.01 で
[CODE(SGML)[CDATA]] に修正されました
[SRC[HTML 4.01 A.1.1.14]]。
([[名無しさん]] [sage])
[[#comment]]
* applet 要素 archive 属性 (HTML, XHTML 1)
[6] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[applet]]]] 要素の
[DFN[[CODE(HTMLa)[archive]] 属性]]は、
級や関連資源を含んだ書庫を指定します。
級は与えられた [CODE(HTMLa)[[[codebase]]]] の
[CODE(Java)[AppletClassLoader]] の実現値を使って読み込みます。
[7] 仕様書:
[[HTML 4]]
[14]
HTML 4 DTD の[[注釈]] (参考) には
[Q[comma-separated archive list]]
と書かれています。
([[名無しさん]] [sage])
[[#comment]]
** 代替
[8] この属性は HTML 4 で要素型ごと'''非推奨'''とされています。
代わりに [CODE(HTMLe)[[[object]]]] 要素型および同名の属性が使えます。
ただし、属性値が読点区切りではなく間隔区切りとなりますので注意が必要です。
[[#comment]]
** 属性値
[9] この属性の値は、読点 ([SAMP(char)[,]]) で分離した
[[URI]] ([[URI参照]]) です。 [[SGML]] 的には [CODE(SGML)[[[CDATA]]]]
です。
HTML 4 仕様書には明記されていませんが、
おそらくは、読点のまわりに[[空白]]があっても無視されます。
読点分離なので、読点を含む URI 参照を直接指定することはできません。
[[URI参照]]すれば多くの場合は問題ないでしょうが、
URI 的に読点は [CODE(ABNF)[[[reserved]]]] なので、
一般に [CODE(URI)[,]] と [CODE(URI)[%2C]] は同一ではありません。
[10] 相対 URI 参照は [CODE(HTMLa)[[[codebase]]]] を使って解決されます。
[11] この属性は省略可能です。
[[#comment]]
** 他との関係
[12] 相対 URI 参照の解決に [CODE(HTMLa)[[[codebase]]]]
属性が使われます。
[[#comment]]
** メモ
[[#comment]]
* メモ