例:
[PRE(HTML)[
:-)
]PRE]
[25] しかし、一般に AA を何かの省略と見なすことはできないはずです。
[SAMP[:-)]] は [Q[smiley]]
の省略形だという話は聞いたことがありません。
このような用途に [CODE(HTMLe)[abbr]] 要素型を使うことは
[CODE(HTMLe)[abbr]] 要素型に与えられた意味を無視することであり、
その点で[[不思議マーク付け]]であります。
アクセシビリティのために要素型の意味を犠牲にしても現在使われている多くの
[[WWWブラウザ]]の利用者に伝わるようにと考えるにしても、
[[WinIE]] が実装していない [CODE(HTMLe)[abbr]]
を使うことに利点はありません。
従いまして、 AA のマークには、 HTML だけで頑張るのであれば汎用の要素型である
[CODE(HTMLe)[[[div]]]] や [CODE(HTMLe)[[[span]]]]
を使って [CODE(HTMLa)[[[class]]]] で補足しておくか、
HTML 以外の語彙を混ぜて使うのがよいでしょう。
[51]
[CITE[d:id:quaa]] ([CODE[2007-05-11 03:30:36 +09:00]] 版)
([[名無しさん]] [WEAK[2007-05-11 00:38:30 +00:00]])
[[#comment]]
** 例
[6] [[HTML 4]] 仕様書に基づく例:
- [7] [SAMP(HTML)[M.]]
- [8] [SAMP(HTML)[Inc.]]
- [9] [SAMP(HTML)[et al.]]
- [10] [SAMP(HTML)[etc.]]
-
[11]
[PRE(HTML)[
WWW
SNCF
Doña
abbr.
]PRE]
[31]
[PRE(HTML example)[
<[CODE(HTMLe)[abbr]] [CODE(HTMLa)[title]]="ショスタコーヴィチ交響曲第9番">タコ9[CODE(HTMLe)[abbr]]>
]PRE]
出典: [CITE[強調,引用,グループ化,画像などの要素 -- ごく簡単なHTMLの説明]]
[37]
[CITE[Tantek's Thoughts]]
([[名無しさん]] [sage])
[44]
[PRE(HTML example code)[
<[CODE(HTMLe)@en[[[abbr]]]] [CODE(HTMLa)@en[[[xml]]:[[lang]]]]="[CODE(lang)@en[[[ja-2ch]]]]" [CODE(HTMLa)@en[[[title]]]]="[[それなんてエロゲ?]]">[[SNEG]][CODE(HTMLe)@en[[[abbr]]]]>
]PRE]
([[名無しさん]] [sage])
[45]
'''省略を表す句点と文末を表す句点'''
[PRE(HTML example code)[
Scotland is a part of the U.K.
]PRE]
[[英語]]の文中で、省略を表すための[CODE(charname)@en[[[FULL STOP]]]]が[[文]]末に来る時、[[文]]末を表すための[CODE(dharname)@en[[[FULL STOP]]]]と合わせて1つだけ書かれます。
その場合に[CODE(charname)@en[[[FULL STOP]]]]を[CODE(HTMLe)@en[[[abbr]]]]に含めてしまうのは抵抗がありますが、他に良い方法もありませんし。
([[名無しさん]])
[49]
[CITE@en-us[Tantek's Thoughts]] ([[Tantek Çelik]] 著, [CODE[2006-05-20 00:13:35 +09:00]] 版)
([[名無しさん]])
[50]
[CITE@en[hAccessibility - The Web Standards Project]] ([CODE[2007-04-29 11:24:04 +09:00]] 版)
([[名無しさん]] [WEAK[2007-04-29 02:29:57 +00:00]])
[52]
[CITE@en[Accessify: latest news / microformats’ ABBR design pattern raises accessibility concerns]] ([[Ian Lloyd, Accessify '''['''http://www.accessify.com/''']''']] 著, [CODE[2007-05-26 11:43:16 +09:00]] 版)
([[名無しさん]] [WEAK[2007-05-26 02:45:02 +00:00]])
[55]
[CITE@ja[覚え書き@kazuhi.to: hAccessibility and Operator]] ([CODE[2007-09-09 17:06:40 +09:00]] 版)
([[名無しさん]])
[56]
[CITE@ja[覚え書き@kazuhi.to: microformatsとかabbr要素とか]] ([CODE[2007-09-03 23:17:16 +09:00]] 版)
([[名無しさん]])
[57]
[CITE@ja[覚え書き@kazuhi.to: microformatsとかabbr要素とか]] ([CODE[2007-09-03 23:17:16 +09:00]] 版)
([[名無しさん]])
[58]
[CITE@ja[覚え書き@kazuhi.to: microformatsとかabbr要素とか]] ([CODE[2007-09-03 23:17:16 +09:00]] 版)
([[名無しさん]])
[[#comment]]
* th要素・td 要素 abbr 属性 (HTML, XHTML 1)
[26] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[th]]]] 要素および [CODE(HTMLe)[[[td]]]]
要素の [DFN[[CODE(HTMLa)[abbr]] 属性]]は、
こまの[[内容]]の省略形を指定します。
仕様書: [[HTML 4]]
** 属性値型
[29] この属性の値の型は [CODE[%[[Text]]]]、
すなわち人間可読文です。 [[SGML]] 的には [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。
[[#comment]]
** 省略
[30] この属性は省略可能です。既定値はありません
(が、こまの内容ということになるでしょう)。
[[#comment]]
** レンダリング
[27] HTML 4 仕様書によれば、 UA は適切なときにこまの内容の代わりに
[CODE(HTMLa)[abbr]] をレンダリングして構いません。
たとえば、読上げ UA は特定のこまを読む前に見出しこまを読むかもしれませんが、
その際に [CODE(HTMLa)[abbr]] を読んでも構いません。
[28] 見出しこまに関しては [CODE(HTMLe)[[[th]]]] のレンダリングの節も参照してください。
[59]
[CITE@en[XHTML-Print]] ([TIME[2006-09-25 23:44:03 +09:00]] 版)
[[XHTML-Print]] に[[適合]]する[[印刷機]]は、[[要素]]の[[内容]]の代わりに
[CODE(HTMLa)@en[[[abbr]]]] [[属性値]]を使わなければ'''なりません'''。
([[名無しさん]])
[[#comment]]
** メモ
[22] [CODE(HTMLa)[abbr]] 属性に対応した
[ABBR[UA] [利用者エージェント]] があったとして、
どういう場合に [CODE(HTMLa)[abbr]]
を使ってくれるのでしょうかね。
たとえばカレンダーの曜日に使うとして、
viewport の横幅が十分ある時に、
[CODE(HTMLa)[abbr]] を使ってくれるのか、くれないのか。
[CODE(HTMLa)[abbr]]
属性はこういう使い方をするものではないのかもしれないな。
要素の内容が主に表示されるべき文字列で、それが見た目の都合上常に省略形が適当なら省略形 (必要なら [CODE(HTMLe)[abbr]] 要素を使う)。
こまの内容の長さが性質上不定である
(任意の内容が入りうる)
ときには、内容を非省略形にするのでいいのかなあ。
表を視覚的構造ではなく二次元(以上)構造と厳密に見る立場からするとこういうこと書いたら怒られるのかもしれませんけど。
[36]
HTML 4 DTD の[[注釈]] (参考) には
[Q[abbreviation for header cell]]
と書かれています。
([[名無しさん]] [sage])
[53]
[CITE[TV LIFE 記者ブログ]] ([CODE[2007-06-10 21:41:30 +09:00]] 版)
[CODE(HTMLe)@en[[[td]]]] に [CODE(HTMLa)@en[[[abbr]]]]
を使っためずらしい例。
[PRE(HTML example code)[
2007年 6月
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
« 5月 |
|
|
]PRE]
;; 意味があるのかは知りませんが。
([[名無しさん]])
[54]
[CITE@ja[讃岐おばさんのひとり言1]] ([CODE[2007-07-29 17:41:55 +09:00]] 版)
>
[PRE(HTML bad example code)[
Sun |
Mon |
Tue |
Wed |
Thu |
Fri |
Sat |
]PRE]
([[名無しさん]])
[[#comment]]
* メモ
[38]
'''省略形と完全形の重み'''
省略形と完全形のどちらが一般的かは、場合によって様々です。完全形が普通で、その[[文書]]内に限って (紙面の節約などの都合で) 特別に省略する場合もあれば、省略形が普通で、完全形は滅多に使われないものもあります。
;;
例: [[IBM]]は[Q@en[International Bussiness Machines]]の略ですが、完全形を知らない人も多いでしょう。
'''完全形と一般形の由来'''
本来ならば完全形があって省略形が後から作られるのでしょうが、中には先に省略形があって、あとから完全形をこじつけたものもあります。
;;
例: [[SMIL]]は[Q@en[Synchronized Multimedia Integration Language]]の略とされていますが、明らかに[Q@en[smile]]という語を意識しています。
'''再帰省略語'''
[Q[こじつけ]]の一種として、完全形の中に省略形が再び含まれるものもあります。
;;
例: [[GNU]]は[Q@en[GNU's Not UNIX]]の略とされています。
'''完全形の付け替え'''
完全形が途中で変えられることがあります。完全形がなくなることすらあります。
;;
例: [[DVD]]は元々[Q@en[Digital Video Disk]]の略とされていましたが、後に[Q@en[Digital Versatile Disk]]の略に改められました。しかし現在では、[Q@en[DVD]]は[Q@en[DVD]]であるとされています。
([[名無しさん]] [sage])
[39]
'''完全形と省略形の順序の不一致'''
省略形を構成する[[文字]]と完全形におけるそれらの[[文字]]の順序が一致しないことがあります。
;;
例: [[ISO]]は[Q@en[International Organization for Standardization]]の略ですが、[Q@en[O]]と[Q@en[S]]の位置が入れ替わっています。
(公式には、特定言語(英語)への依存を避けて[[ギリシャ語]]の[Q@gr[isos]]
([Q[等しい]]) から採った省略形であると説明されています。)
@@ もっとよい例があれば。
([[名無しさん]] [sage])
[40]
'''単数形と複数形'''
完全形が[[複数形]]であっても、省略形が[[単数]]で使われることがあります。省略形を[[活用]]して[[複数形]]にすることもあります。
;;
例: [[URI]]は[Q@en[Uniform Resource Identifiers]]の略とされていますが、1つの[[識別子]]を[Q@en[a URI]]と言ったり、2つ以上の[[識別子]]を[Q@en[URIs]]と言ったりします。
([[名無しさん]] [sage])
[41]
[CITE[Backronym - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([[名無しさん]] [sage])
[42]
[CITE[Pseudo-acronym - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([[名無しさん]] [sage])
[43]
[CITE[Apronym - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([[名無しさん]] [sage])