[1] [DFN[XML [RUBYB[事象] [Events]]]] モジュールは、 [[事象聴者]]と関連付けられた[[事象取扱器]]を [[DOM]] 事象界面と統一的に統合する能力を提供する [[XML]] 言語です。 - 仕様書 - 修正 [2] [[HTML4]] には [CODE(HTMLa)[[[onclick]]]] 属性のような方法で事象の取扱器を関連付けていましたけど、 新しい事象を追加する毎に新しい属性を作らないといけないし、 [[マーク付け言語]] (語彙) を定義する毎に同じようなものを定義するのは無駄が多いとかで、 一般の XML 要素に汎用的に適用できる語彙を作ってみたということのようです。 この規格は [[DOM2]] の事象界面仕様と深く関係しているわけではありますが、 スクリプト内から事象取扱器を関連付けることは DOM 2 事象の界面を通して可能なので、存在意義を疑問視する声もあります。 [[XHTML2.0]] にも XML 事象モジュールが取り込まれることになっていますが、 [[表現と構造の分離]]の観点から問題があるとの意見もあります。 [WEAK[(HTML 4 の [CODE(HTMLa)[on[VAR[foo]]]] と同様。)]] しかしながら、このモジュールが使えるのはスクリプト言語だけではなくて、 適当な XML 木を使うことができますから、 使い方によっては有用かもしれません。 [6] XML 事象モジュールでは [CODE(XMLe)[[[listener]]]] 要素と幾つかの属性を定義されています。 [7] >>2 HTML 4 で結局予約に終わった、 [[IE]] 独自拡張の [CODE(HTMLe)[[[script]]]] 要素の [CODE(HTMLa)[[[for]]]] 属性や [CODE(HTMLa)[[[event]]]] 属性を標準化したものという意味合いもあったりします。。。 [8] ぐぐってもあまり情報が出てこない可哀相な規格。。。まだ日が浅くて知名度が低いのもあるけど、名前が余りに一般名詞なのがまた敗因。 ([[名無しさん]] [WEAK[2004-03-14 12:30:37 +00:00]]) [9] ''Events'' XML Events を参考にしたと書いてあるが、 余り参考になってないのではないか。 ([[名無しさん]] [WEAK[2004-03-14 12:35:01 +00:00]]) [10] XML 事象を使用した[[ホスト言語]]の例: - [[XForms]] - [[SVG]] 1.2 - [[XHTML+Voice]] ([[名無しさん]]) [11] - [[XHTML2.0]] ([[名無しさん]]) [12] >>9 は別に責めているわけではない。第一 [[RPG]] の事象模型として [[DOM2]] の事象模型を流用できるのかは要検討だから、形式的に真似るだけでは意味が無いから。 ([[名無しさん]]) [[#comment]] * 適合性 [3] '''文書の適合性''': 適合 XML 事象文書は、最低 XML 事象仕様書で強制されている機能と、 [[ホスト言語]]の仕様書で強制されている機能だけが必要です。 - ホスト言語 + XML 事象モジュールの [[DTD]] or [[XMLSchema]] に適合しなければなりません。 - 文書は XML 事象の[[名前空間名]] ([CODE(URI)[http://www.w3.org/2001/xml-events]]) の[[名前空間宣言]]を含んでいなければなりません。 [4] '''ホスト言語の適合性''': 適合ホスト言語は、 XML 事象モジュールで強制されている機能を取込まなければなりません。加えて、[[内容模型]]に要素と[[属性]]を取込まなければなりません。 [5] '''[[利用者エージェント]]の適合性''': 適合 [[UA]] は、 XML 事象仕様書のすべての機能に対応しなければなりません。 [13] [CITE[XML Events 2]] (Fri Feb 24 09:42:46 2006) 迷走しているHandler moduleは結局ここに収まるのでしょうかねぇ? [[XForms 1.1]], [[XHTML m12n]] 1.1に続いてこいつも[[カメレオン・スキーマ]]化か。。。 今にして思えば、[[HLink]] & [[XHTML 2.0]]も同じ流れだったんだよなぁ。。。 ([[名無しさん]] [WEAK[2006-03-03 01:45:19 +00:00]])