#?SuikaWiki/0.9 [1] [CODE(HTTP)[X-WAP-Profile-Diff]] [[一般頭欄]]は、 9.1.1.2 で定義されています。 既存の [[CPI]] を一部拡張したり書き換えたりするのに使います。 既定値はありません。 [2] この頭欄は要求でも応答でも使えます。 [[モバイル端末]]が生成しても要求鎖の中間点で付与しても'''構いません'''。 [[プッシュ]]の場合は[[キャッシュ]]しても'''構いません'''。 [CODE(HTTP)[X-WAP-Profile-Diff]] 頭欄を[[串]]が追加する時は、既存のものを置換えては'''ならず'''、一番最後に、次の番号で付加しなければ'''なりません'''。 (9.1.2.2. 参照。) [7] この頭は [CODE(HTTP)[[[X-WAP-Profile]]]] 頭欄から参照して使います。 そちらには順序の指定がありますから、 [CODE(HTTP)[X-WAP-Profile-Diff]] 頭欄が複数ある時にはその順序が重要になります。 [3] 構文: -[CODE(ABNF)[[DFN[X-WAP-Profile-Diff]] := "x-wap-profile-diff" *[[WSP]] ":" [ [[FWS]] ] profile-diff-seq ";" profile-desc [FWS] ]] -[CODE(ABNF)[[DFN[profile-diff-seq]] := ([[DIGIT]] -"0") *DIGIT]] -[CODE(ABNF)[[DFN[profile-desc]] := <プロファイル部分集合の [[XML]] [[Document]]>]] [4] [CODE(ABNF)[profile-desc]] として使用される [[RDF/XML]] [[文書実体]]は、 [CODE(ABNF)[[[X-WAP-Profile]]]] 頭欄で [[MD5]] 要約を算出する際に途中の [CODE(ABNF)[[[LWS]]]] が1つの[[間隔]]にまとめられてしまうので、 それによって意味的影響が出てしまうことが (余りないとは思いますが) ないように注意しないといけません。 ですから、プロファイル差分中で[[タブ]]とか複数個の間隔とかを使う必要があるなら、 [[文字参照]]にしておいた方が安全です。 [5] [CODE(HTTP)[X-WAP-Profile]] 頭欄と [CODE(HTTP)[X-WAP-Profile-Diff]] 頭欄の対応するもので [CODE(ABNF)[profile-diff-seq]] が一致しなければ、そのプロファイル差分は処理しては'''いけません'''。また、 MD5 要約値が一致しない場合もそのプロファイル差分を無視しなければ'''なりません'''。 (9.1.2.2. 参照。) [6] この欄は [[WSP]] の [CODE[[[Profile-Diff]]]] 頭に対応します。