#?SuikaWiki/0.9 [3] Uniform Resource Names。 [[URI]] の一種。 - [7] URN と [[URL]] の違いは、あるものを論理的に命名するか物理的に命名するか。参考 (にはあまりならないかも): >>150-170 - [8] URI を URL と URN に二分する考えからすると、 URN は [[urn:]] [[scheme]] の URI ということになる。 URN/URL をもっと概念的に捉えると、 URL と URN の区別は一意には定まらない。 (例えば [SAMP(URI)[http://foo.example/nanika/no/namae>]] は一見 URL だが、意味的に URN かもしれない。) この2つの考え方はどちらが正しいというものでもない。 - [9] Q: [SAMP(URI)[''urn'':[VAR[nid]]:[VAR[*]]]] の ''[SAMP(URI)[urn]]'' の部分と ''[SAMP'(URI)[[VAR[nid]]]]'' の大文字・小文字は区別されますか? - [10] A: >>9 どちらもされません。但し、その後の [SAMP(URI)[[VAR[*]]]] の部分で区別されるかされないかは、その個々の定義によるので一概には言えません。 (一般には区別されます。) [[#comment]] *URN NID (名前空間識別子) ,名前空間 ,用途 ,使用者 ,備考 ,[[.//books]] ,例示 ,M$ ,[[.//com]] ,[[.//contoso-com]],例示 ,M$ ,[[.//example.microsoft.com]],例示,M$ ,[M$DN] ,[[.//finance]] ,例示 ,M$ ,[[.//ietf]] , ,[[IETF]] ,[IANAREG] ,[[.//isbn]] ,[[ISBN]], ,[IANAREG] ,[[.//issn]] ,[[ISSN]], ,[IANAREG] ,[[.//loc.gov]] ,[[.//mozilla]] ,[[Mozilla]] の部品管理等,[[Mozilla.org]] ,[[.//oracle-xsql]],[[XSQL]],[[Oracle]] ,[[.//pin]] ,[[.//prefbar]] ,[[PrefBar]],[[mozdev]] ,[[.//schemas-microsoft-com]],名前空間等,[[M$]] ,[[.//schemas-upnp-org]] ,[[.//w3-org-ns]] ,[[.//x-suika]] , ,西瓜計画 ,廃止 ,[[.//x-suika.fam.cx]], ,西瓜計画 ,廃止 (不正な URN) ,[[.//x-suika-fam-cx]], ,[[西瓜計画]] ,[[.//x-tomikou.net]], ,富校の杜 ,廃止 (不正な URN) ,[[.//x-tomikou-net]], ,[[富校の杜]] -NID は大文字・小文字を区別しません。 - [1] [[[IANAREG]]] ''URN Namespaces'' - [2] ''Uniform Resource Names (URN) - Informal namespace registration data'' - [11] [CODE(URI)[urn:schemas-microsoft-com.office.demos.memo]]: ''Welcome to the MSDN Library'' に出てくる。 [[M$]] はふざけているんだろうか? - [12] >>11 というか不正 [[#comment]] *不正な URN -[4] [[.//urn:mozilla]] 以下の URN では、 [CODE(URI)[/]] が使われることがありますが、これは URN 構文では認められていません。 -[5] 名前空間名 (NID) [CODE(URN)[x-suika.fam.cx]], [CODE(URN)[x-tomikou.net]] が以前使われていましたが、 文字 [CODE(URN)[.]] は NID では認められていないので [CODE(URN)[-]] に変更されました。 [[#comment]] *この wiki の WikiName での URN [6] この wiki で具体的な URN について扱う WikiPage の WikiName は、 URN が [SAMP(URN)[urn:x-foo:bar:baz]] だとすると、 [SAMP(wiki)[URN//x-foo//bar//baz]] とします。 [[#comment]] * 普遍資源名機能 (Web SGML) [13] [[WebSGML]] では、 [[SGML宣言]]の[[他機構]]で宣言できる機能に [CODE(SGML)[URN]] が加わりました。 -[14] [CODE(ABNF)[[DFN[urn feature]] = 1*[[ps]] 'URN' 1*ps ('NO' / 'YES') ;; Web SGML [198.1] (K.3.8.1)]] この機能が有効である場合、[[公開識別子]]は [[RFC2141]] の普遍資源名として解釈されます。 なお、旧来の [[SGML]] から存在する [CODE(SGML)[[[FORMAL]]]] も有効になっている場合は、公開識別子は、 [[公式公開識別子]]又は URN のいずれかとして解釈されます。 [WEAK[URN は必ず [CODE(ABNF)["urn:"]] から始まり、一方公式公開識別子は [[ISO所有者識別子]]が使われない限り絶対に衝突しません。 ISO 所有者識別子は、 [[ISO]] の気が狂いでもして、その出版物の名前の最初の4文字を [CODE(ABNF)["urn:"]] にしたりでもしない限り、衝突しません。仮にこの部分で衝突したとしても、公的公開識別子は絶対に[[間隔]]を含みますが、逆に正しい URN は絶対に含まないので、確実に区別できます。]] - [15] この機能は悪くはありませんが、実際には URN NID の登録は成功しておらず、色々な人が勝手に使っています。従って URN を使っても、[[未登録所有者識別子]]と同程度しか一意性の保証ができません。従って、公開識別子に URN を使用するくらいなら、[[インターネット・ドメイン名所有者識別子]]を使う方が賢明でしょう。