#?SuikaWiki/0.9 * MDN ―― Message Disposition Notification [3] 誤解を恐れずに一言で言ってしまうなら、[[開封通知]]のことです。 実際 [[M$OE]] なんかだと[Q[開封通知]]として実装されてます。 (ちょっと[[アレゲ]]なところもありますが。) [[RFC 2298]] で定義されています。 [4] MDN のメッセージの[[媒体型]]には、 [CODE(MIME)[[[multipart/report]]]] を使います。その [CODE(MIME)[[[report-type]]]] パラメーターの値は [CODE(MDN)[[[disposition-notification]]]] となります。 [CODE(MIME)[multipart/report]] の第一部分は人間可読報告文, 第二部分が [CODE(MIME)[[[message/disposition-notification]]]] による機械可読報告です。第三部分が元メッセージの複製ですが、 MDN の性質的に、省略するのが普通でしょう。 詳しくは [CODE(MIME)[[[multipart/report]]]] を参照してください。 [5] [[DSN]] ([CODE(MIME)[[[message/delivery-status]]]]) と似たようなものではありますが、 そっちは [[MTA]] からの報告であるのに対して、こちらは [[MUA]] からの報告となります。 [6] MDN の宛先は、元メッセージの [CODE(822)[[[Disposition-Notification-To]]:]] 欄に指定されたものです。これが元メッセージの [CODE(822)[[[Return-Path]]:]] 欄に一致しない場合などには、 送信時に特に注意が必要です。 [WEAK[(事故や悪意により予期せぬ宛先に MDN が送られたり、循環したりするのを防ぐためです。)]] 詳しくは RFC 2298 を参照して下さい。 MDN の [CODE(822)[[[From]]:]] 欄は、 '''必ず'''元メッセージの宛先になります。封筒送信元 ([[envelope-from]]) は空 ([CODE(SMTP)[<>]]) にしておかなければ'''なりません'''。 MDN は MDN を要求しては'''いけません'''。 一つの MDN は元メッセージの一人の受信者に対応します。 - [1] [[RFC 3503]]: Message Disposition Notification (MDN) profile for Internet Message Access Protocol (IMAP) - [2] [[IANAREG]] ''Message Disposition Notifications (MDN) Parameters'' [7] [[RFC 3798]] が6月に出て [[RFC 2298]] は obsolete になりました。 ([[名無しさん]] [WEAK[2004-07-12 08:33:27 +00:00]])