#?SuikaWiki/0.9 [1] 【[[SGML]]】 > [CODE(SGML)[Ee]] は、[[実体]]の終了を示す[[信号]]とする。 [[システム]]は、 [CODE(SGML)[Ee]] を表現するのに、 [[SGML文字]]と区別することができるどんな方法を用いてもよい。 -備考1. [CODE(SGML)[Ee]] は、[[文字]]ではないので、[[データ]]とはならない。 [CODE(SGML)[Ee]] は、特別に許す位置にだけ出現することができる。 -備考2. システムは、[[非SGML文字]]が割り当てられている場合、 [CODE(SGML)[Ee]] を非 SGML 文字の[[ビット組合せ]]の1つで表現してもよい。 [INS[([[JISX4151]]‐1992 5.2.2)]] [2] [[実体終了信号]] [CODE(SGML)[Ee]] は、 [[SGML]] の[[生成規則]]の幾つかに登場します。 しかしながら、規格が明言しているように、 [CODE(SGML)[Ee]] は文字ではありません。システムと SGML [[処理系]]との実体のデータの受け渡しにおいて、内部的に使われるだけのものです。 実装によっては [CODE(SGML)[Ee]] に相当するものが明示されてもいないかもしれません。 (例えば通信の終了によってそれが暗示される場合とか。って、 通信の終了という[[事象]]も [CODE(SGML)[Ee]] であると解釈できるのかな。あるいは、データの受け渡しを [SAMP[(長さ)実データ]]という構造で行っている場合とか。) [3] SGML の規格でわざわざ文法規則にまで登場させて説明する必要性が感じられないんですが、どうなんでしょ? うーん。 [4] >>3 [[記録]]なんていう概念も SGML の仕様にわざわざいれてるくらいですから。 [5] [[EOF]] ([CODE(char)[^Z]]) を [CODE(SGML)[Ee]] とみなす場合は、という話。