[1] [DFN[[CODE(DOM)[DOMTimeStamp]]]] 型は、 相対時刻や絶対時刻を蓄積するために使用します [SRC[DOM 3 Core]]。 この型は相互運用性の向上のために導入されました [SRC[DOM 2 Core]]。 [CODE(DOM)[DOMTimeStamp]] は、[[ミリ秒]]数を表します [SRC[DOM 2 Core, DOM 3 Core]]。 [4] 仕様書: - [[DOM 2]] Core: 1.1.6. The [CODE(DOM)[DOMTimeStamp]] type - [[DOM 3]] Core: 1.2.2 The [CODE(DOM)[DOMTimeStamp]] type [[#comment]] * 束縛 [2] DOM 束縛は、 [CODE(DOM)[DOMTimeStamp]] に異なる型を使用して構いません [SRC[DOM 2 Core, DOM 3 Core]]。 :[[IDL]]:IDL 定義では、 [CODE(IDL)[unsigned long long]] として定義されています。 [SRC[DOM 2 Core, DOM 3 Core]] :[[Java]]:Java 束縛では、 [CODE(Java)[[[long]]]] 型を使います [SRC[DOM 2 Core, DOM 3 Core]]。 :[[ECMAScript]]:ECMAScript 束縛では、 ([CODE(JS)[[[integer]]]] 型は小さすぎるので) [CODE(JS)[[[Date]]]] 型を使います。 [SRC[DOM 2 Core, DOM 3 Core]] [3] >>2 [CODE(JS)[Date]] 型は The [[Epoch]] (1970年1月1日) からの''ミリ''秒数です。 [7] >>3 しかも閏秒は考えないそうです [SRC[ECMAScript [ABBR[TE][3[SUP[rd]] Edition]]]]。 ([[名無しさん]]) [[#comment]] * 用途 [5] この型が使われるのは、 DOM 3 までの DOM 仕様書と W3C の他の WG の DOM 仕様のうちでは [CODE(DOMi)[[[Event]]]] 界面の [CODE(DOMa)[[[timeStamp]]]] 属性だけのようです。 - [DOM 2] - [DOM 3] この属性の値は、紀元からの相対時刻をミリ秒で表現したものです。 紀元は実装依存 (束縛依存? システム依存?) で、 システム開始時でも1970年1月1日でも何でも良いようです。 [SRC[DOM 2 Events, DOM 3 Events]] [[#comment]] * メモ [6] この型は絶対時刻表現につかうことも想定して入るみたいですが (>>1)、実際には相対時刻表現にしか使われていません (>>5)。 絶対時刻表現につかうとすると[[閏秒]]などに関する規定が必要になりますが、 DOM 3 までの仕様書には見当たりません。 ([[名無しさん]])