[1] [[P3P]] の仕様書で構文を記述するために使用されている [DFN[[[ABNF]]]] は、 [[RFC 2234]] の ABNF の変種です。 [2] 仕様書: - [[P3P 1.0]] --[CSECTION[Appendix 6: ABNF Notation (Normative)]] - [[P3P 1.1]] --[CSECTION[Appendix 6: ABNF Notation (Normative)]] * 構文 [3] 基本的には ABNF と同じですが、 RFC 2234 への参照ではなく、 附属書で規定されています。 (使用していない構文は省略されています。) RFC 2234 との違いは次の通りです。 :[[表記]][[引用文字列]]の引用符:RFC 2234 と同じ [CODE(ABNF)["]] の他、 [CODE(ABNF)[']] が使えます。明記されていませんが、 仕様書本文中で [CODE(ABNF)[`]] も使われています。 ([CODE(ABNF)[`]] が使われているのは、主として [CODE(char)["]] が内容に含まれるところのようです。) やはり明記されていませんが、大文字・小文字の区別は仕様書本文の規定によります。 :[[注釈]]の分離子:RFC 2234 の [CODE(ABNF)[;]] から行末までの注釈の他、 [[C]] 風の [CODE(ABNF)[/*]]〜[CODE(ABNF)[*/]] の注釈が使えます。 :[Q[または]]記号:明記されていませんが、 RFC 2234 の [CODE(ABNF)[/]] ではなく、 [[HTTP]] や [[XML]] と同じ [CODE(ABNF)[|]] が使われています。 [[#comment]] * メモ