- [1] 【[[文字コード]]】 1[[バイト]]が8[[ビット]]である[[符号]]。 8-bit code。 - [2] [[8単位符号]]とも。 [3] '''8ビット符号の構造''' [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 8.1]]: - [[列]] [CODE(char)[00]]〜[CODE(char)[01]]: [[CL]] 領域 -- [[符号化制御機能基本集合]] - [[列]] [CODE(char)[02]]〜[CODE(char)[07]]: [[GL]] 領域 -- [CODE(charname)[[[SPACE]]]]と [CODE(charname)[[[DELETE]]]] と [[94文字集合]]か -- [CODE(charname)[[[SPACE]]]]と [CODE(charname)[[[DELETE]]]] と[[94[SUP[[VAR[n]]]]文字集合]]か -- [[96文字集合]]か -- [[96[SUP[[VAR[n]]]]文字集合]] - [[列]] [CODE(char)[08]]〜[CODE(char)[09]]: [[CR]] 領域 --[[符号化制御機能補助集合]]か --未使用 - [[列]] [CODE(char)[10]]〜[CODE(char)[15]]: [[GR]] 領域 -- [[94文字集合]] ([CODE(char)[10/00]] と [CODE(char)[15/15]] は使用しません。) か -- [[94[SUP[[VAR[n]]]]文字集合]] ([CODE(char)[10/00]] と [CODE(char)[15/15]] は使用しません。) か -- [[96文字集合]]か -- [[96[SUP[[VAR[n]]]]文字集合]]か -- 未使用 [8] '''8ビット符号の構造''' [SRC@en[[[JIS X 0201]]:1997 5.1.2]]: - [[CL]] 領域: [[列]] [CODE(char)[0]]〜[CODE(char)[1]]: [[制御文字]] - [CODE(char)[2/0]]: [CODE(charname)@en[[[SPACE]]]] - [[GL]] 領域: [CODE(char)[2/1]]〜[CODE(char)[7/14]]: [[図形文字]] - [CODE(char)[7/15]]: [CODE(charname)@en[[[DELETE]]]] - [[CR]] 領域: [[列]] [CODE(char)[8]]〜[CODE(char)[9]]: [[制御文字]] - [CODE(char)[10/0]]: 未定義 (将来の標準化のために予約) - [[GL]] 領域: [CODE(char)[10/1]]〜[CODE(char)[15/14]]: [[図形文字]] - [CODE(char)[15/15]]: 未定義 (将来の標準化のために予約) [4] '''8ビット符号の要素''' [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 8.2]]: - [[C0]] を含まなければなりません。 -- [[固定シフト機能]]を使う場合は、 [CODE(charname)[[[LS0]]]] と [CODE(charname)[[[LS1]]]] を含まなければなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 8.5.1]]。 - [[G0]] を含まなければなりません。 - [[C1]] を含むことができます。 -- [[単独シフト機能]]を使う場合は、 [[C1]] に [CODE(charname)[[[SS2]]]] と [CODE(charname)[[[SS3]]]] を含まなければなりません [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 8.5.2]]。 - [[G1]] を含むことができます。 - [[G2]] を含むことができます。 - [[G3]] を含むことができます。 - G を3つ以上含む場合は、適切な[[シフト機能]] ([[呼出]]し) を含まなければなりません。 - [[符号化単独追加制御機能]]を1つ以上含むことができます。 - [[符号化符号識別機能]]を1つ以上含むことができます。 - 2個以上の[[符号化制御機能集合]]や 4個以上の[[符号化図形文字集合]]が必要な場合、 [[指示]]機能を含むことができます。 [7] '''7ビット符号からの変換''': [[7ビット符号]]から[[8ビット符号]]へ変換する方法は [[7ビット符号]]の項をご覧下さい。 [[#comment]] * 8ビット符号から7ビット符号への変換 [5] [[ISO/IEC 2022]] では[[8ビット符号]]から[[7ビット符号]]に ([[等価]]に) 変換する方法が規定されています。 仕様書: - [[JIS X 0202]]:1998 --[CSECTION[11.1 8ビット符号から7ビット符号への変換]] [6] - 実際の変換規則は、変換先[[8ビット符号]]に含まれる[[符号構造]]の機能 [WEAK[([[告知]]機能により識別できます。)]] に依存します。 - [[符号化文字データ要素]]の[[最上位ビット]]が [CODE[0]] なら、それを無視した下位7ビットを使います。 [[最上位ビット]]が [CODE[1]] の場合は、次のようにします。 -- [[CR]] により[[表現]]している[[符号化制御機能補助集合]] ([[C1]]) の[[制御文字]] : [[エスケープ・シーケンス]] [CODE(char)[[CODE(charname)[[[ESC]]]] [VAR[Fe]]]] で[[表現]]します。 -- [[GR]] [[シフト状態]]の[[図形文字集合]]の[[図形文字]]は、 下位7ビットで[[表現]]しますが、適当な[[シフト機能]] ([[呼出]]し) を補います。 -- [CODE(charname)[[[SS2]]]] や [CODE(charname)[[[SS3]]]] で[[呼出]]された[[単独図形文字]] ([[単独シフト領域]]が [[GR]] の場合。) は、下位7ビットで[[表現]]します。 [[#comment]] * メモ