#?SuikaWiki/0.9 - [1] [[公開識別子]]の初めの部分は、昔は規格名 ([SAMP(SGML)[ISO/IEC 8879//[VAR[foo]]]]) か登録名 ([CODE(SGML)[+//[VAR[bar]]//[VAR[foo]]]]) か非登録名 ([CODE(SGML)[-//[VAR[bar]]//[VAR[foo]]]]) を使うしかなかったんですが、 [CODE(SGML)[IDN]] という登録名が出来たので、[[インターネット]]の[[ドメイン名]]の所有者は別段の登録手続き無しに (そのドメイン名を保有している限り) 衝突の虞のない名前空間を手にすることとなります。 - [2] ところで、登録の必要がないということは、裏を返せばどんな値が使われているのかを知るのが面倒だということです。特に、 [CODE'(SGML)[+]] とか [CODE(SGML)[/]] で構成された文字列である上に文書の内容ではなく[[マーク]]の中身ですから、[[検索円陣]]で探すのも一苦労。 - [3] ということで、あなたの知ってる [CODE(SGML)[+//IDN [VAR[foo]]]] の公開識別子を列挙してください >>4- - [4] [CODE(SGML)[+//IDN math.oheya.to//]]: ''http://math.oheya.to/dtd/'' : [[satoshii]] たんの力作。 - [5] [CODE(SGML)[+//IDN www.ascc.net//]]: 例えば ''lineDataWrap:'' で使っている。 - [6] [CODE(SGML)[+//IDN python.org//]]: : [[XBEL]] とか。 - [7] [CODE(SGML)[+//IDN www.openly.com//]]: とか。 - [8] [CODE(SGML)[+//IDN nwalsh.com//]]: - [9] [CODE(SGML)[+//IDN purl.org/net/lena]]: ''XHTML Primary 規格書 第3版'' - [10] [CODE(SGML)[+//IDN faq.org]]: ''QAML English Home Page'' - [11] [ODE(SGML)[+/IDN docutils.sourceforge.net]]: ''Docutils: Python Documentation Utilities'' - [12] [CODE(SGML)[+//IDN amk.ca]]: ''Quotation Exchange Language (QEL)'' - [13] 参考: ''マーク付けノート 2002年4月 - マークの付けかた'' - [14] ''マーク付けノート 2002年4月 - マークの付けかた'' - [15] ''マーク付けノート 2002年4月 - マークの付けかた'' - [16] [CODE(SGML)[+//IDN suika.fam.cx[VAR[*]]]]: [[.//suika.fam.cx]] - [17] [CODE(SGML)[+//IDN W3C.ORG//SD HTML Version 3.2//EN]]: なんと [[WebSGML]] K.3.1 の例に挙がっている! [[w3c.org]] とはこれまた。 - [18] この識別子自体は Web SGML K.4.6 で規定されています。 (定義上は[[登録所有者識別子]]とは別のものです。) - [19] 形式は、 [CODE(SGML)[+//IDN [VAR[最小データ]]]] で、構文 [CODE(SGML)[最小データ]] の範囲内で、 [CODE(SGML)[[VAR[ドメイン名]/[VAR[小ドメイン名]]/[VAR[小ドメイン名]]/[VAR[...]]]]] または [CODE(SGML)[[VAR[ドメイン名]/[VAR[小ドメイン名]]::[VAR[小ドメイン名]]::[VAR[...]]]]] という書き方ができます。 - [20] 小ドメインの部分については、''例として'' [[http:]] [[URI]] の構造と対応させるようなことが書いてありますが、どういう規則で定めるのかは書いてないので、ドメイン名の所有者が管理する名前空間と考えてよいと思われます。