[1] [[DOM水準3]] [[中核]]モジュールで定義されている[[界面]] [DFN[[CODE(DOMi)@en[DOMConfiguration]]]] は、 [[文書]]の設定情報の読み書きを提供します。 この文書の設定情報は[[正規化]]や[[直列化]]の時の挙動の決定に用いられます。 [2] 仕様書: - [DOM3Core] -- [CITE@en[Interface [CODE(DOMi)@en[DOMConfiguration]]]] -- [CITE@en[Appendix D: Configuration Settings]] -- [CITE@en[Appendix H: ECMAScript Language Binding]] * 概観 [4] [[DOM水準3]] では[[文書]] ([CODE(DOMi)@en[[[Document]]]]) は設定情報群を持ちます。 [CODE(DOMi)@en[[[DOMConfiguration]]]] [[界面]]はその設定情報を読み書きするための方法を提供しています。 [CODE(DOMi)@en[[[Document]]]] [[界面]]の [CODE(DOMa)@en[[[domConfig]]]] [[属性]]により、ある[[文書]]に関する [CODE(DOMi)@en[[[DOMConfiguration]]]] [[物体]]を取得できます。この[[物体]]は認識する[[引数]]の表 (と値) を管理しています。 [[#comment]] * 引数名 [5] 各種設定情報 ([DFN[[RUBY[引数]@en[parameter]]]]) は[DFN[引数名]]により識別されます。 引数名は各種 [[DOM水準3]] 仕様書で定義されていますが、衝突を避けるため、 [[DOM]] 仕様書外で定義する引数名は固有であるような方法で命名するべきであるとされています。 [SRC[DOM3Core]] [6] 引数名は大文字・小文字を区別しま''せん''。 引数名に使用する[[文字]]に制約は無いようですが、 [[ECMAScript]] 束縛 (>>7) での便宜上、[[識別子]] [SRC[[[Unicode]] (最新版) 5.15]] で [CODE(charname)@en[[[HYPHEN-MINUS]]]] も認めたものにすることが推奨されています。 [SRC[DOM3Core]] [[#comment]] * 引数への対応 [8] すべての[[引数名]]に対応することはできませんが、 [[DOM水準3]] 中核仕様書で定義されている[[引数名]]すらもすべてに対応することは求められていません。 実装がどの[[引数]]の名前・値に対応しなければならないかはそれぞれ規定されています。 [SRC[DOM3Core]] [[#comment]] * ECMAScript 束縛 [7] [[#comment]] * 影響するメソッド [3] - [CODE(DOM)@en[[CODE(DOMi)[[[Document]]]].[CODE(DOMm)[[[normalizeDocument]]]]]]: [[正規化]]を行う対象を設定できます。 - [CODE(DOMi)@en[[[LSParser]]]] - [CODE(DOMi)@en[[[LSSerializer]]]] [[#comment]] * 関連 [9] [[引数]]の概念は [[SAX2]] の[[機能]]と[[特性]]に似たものです。 [SRC[DOM3Core]] [[#comment]] * メモ