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[1] [[SGML]] [[一般体系]]の[[既定値並び]]
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([CODE(SGML)[[[dvlist]]]]) [[要素形式]]の[DFN[[RUBYB[先取属性][preempted attributes]] ([CODE(SGMLa)[[[preatts]]]]) [[属性]]]]は、
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[[先取属性]]を指定します。
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[2] 仕様書:
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- [[ISO/IEC 10744]]:1997
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--[CSECTION[A.5.6.2 Default value list element]]
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<http://www.y12.doe.gov/sgml/wg8/docs/n1920/html/clause-A.5.6.html#clause-A.5.6.2>
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[3]
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:所属[[要素形式]]:[[既定値並び]] ([CODE(SGMLe)[[[dvlist]]]])
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:[[規格参照具象構文名]]:[CODE(SGMLa)[[[preatts]]]]
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:[[完全名]]:[RUBYB[先取属性][preempted attributes]]
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:[[属性型]]:[CODE(SGML)[[[NAMES]]]]
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(所属[[既定値並び]]要素の[[内容]]である[[属性指定並び]]に存在する[[属性名]]でなければなりません。)
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:[[既定値]]:なし
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[4] この属性は[DFN[[RUBYB[先取属性][preempted attribute]]]]を指定します。
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先取属性は[[固定属性]]に似ていて、ある属性は必ずある値を取ることを意味します。
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但し、固定属性とは異なり、先取属性は仮に無理に指定しようとしても[[報告可能体系誤り]]などの[[誤り]]として報告されることは無く、
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単にその指定が意味を持たないだけです。
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23 |
同様に既に先取されている属性を先取しようとすることも無効となります。
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例えば[[応用]]の設計者は、[[部分要素既定値並び]]属性を先取することで、
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文書実現値の側で既定値を変更することができなくなるように指定できます。
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[SRC[ISO/IEC 10744:1997 A.5.6.2]]
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