#?SuikaWiki/0.9 [1] [[XPath]] の[[式]]が評価されるに当たっては、 5つの[DFN[[[文脈]]]]が考慮されます。 同じ文字列で構成される式であっても、 文脈により異なって解釈されます。 -[[節]] ([[node]]) : [[文脈節]]。 -[[文脈位置]]および[[文脈寸法]]。 (正の整数の組) -- 文脈位置は常に文脈寸法以下です。 -[[変数束縛]]の[[集合]]。 -- 変数束縛は[[変数名]]からその[[値]]への対応付けです。 -- 変数の値は [[XPath//型]]又はそれ以外の型です。 -[[関数ライブラリ]] -- 関数ライブラリは関数名からその[[XPath//関数]]への対応付けの集合です。 -- 関数は0個以上の[[引数]]と1つの[[返値]]を持ちます。 -- 関数の返値は基本型又はその他の型です。 -式が[[適用範囲]]中である[[名前空間宣言]]の集合。 -- [[接頭辞]]から[[名前空間URI]]への対応の集合。 [2] [[部分式]]を評価するのに使われる変数束縛群, 関数ライブラリ, 名前空間宣言群は、常にその部分式を含む主式のものと同じになります。 文脈節, 文脈位置, 文脈寸法は必ずしも一致しません。 文脈位置及び文脈寸法を変更しうるのは[[述部]]だけです。