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#?SuikaWiki/0.9
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[1] 括弧内の番号は [[JISX4151]]‐1992 の節です。
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-[2] [空終了タグの要素型名] [[空終了タグ]]の要素型名を決定出来る最近の[[開いている要素]]が存在しないとき、誤りとする。
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(6.5.1.1)
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-- 例: [SAMP(SGML)[<root>pcdata</></root>]]
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--- [SAMP(SGML)[<!ELEMENT root o o (e1)> <!ELEMENT e1 o o (#PCDATA)>]] だったらこの例も正当だろうか? →妥当でしょう。
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--- この例の場合、誤りなのは [SAMP[</root>]] の方であって、
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空終了タグそのものは誤ってないのでは?
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-[3] [(P)CDATA 内容要素の終了] 内容が[[混合内容]]であったとすると誤りとなる終了は、誤りとする。
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(6.6)
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-- どういう場合かよく分かりませんけど、 [SAMP(SGML)[<CDATA>character data</WRONG>]]
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とかかなあ?
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-[4] [付番現番号] [[付番]]の[[現番号]]を決定できない場合、
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誤りとする。 (6.8.1.2)
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-- 例: [SAMP(SGML)[<root><h><p><h2><p2></root>]]
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(ここで、 [SAMP(SGML)[h]] と [SAMP(SGML)[p]] は付番要素型。)
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- [5] [マーク区間終了はマーク区間でのみ] [[マーク区間宣言]]以外で[[マーク区間終了]]が現れたら、誤りとする。 (9.4)
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-- 例: [SAMP(SGML)[pcdata '']'''']''''>'' pcdata]]
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20 |
-- この規定のために、 [[XML]] ではマーク区間宣言以外の
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[CODE(XML)['']'''']''''>'']] を禁止しています。
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-[6] [省略不能タグの省略] [CODE(SGML)[[[ELEMENT]]]]
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宣言で省略不能としている[[タグ]]が省略されている場合、
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誤りとなる。 (10.2.2)
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-[7] [排除要素による内容モデル不能化の禁止]
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[[排除要素]]の指定によって、必須であった要素・[[内容字句]]が消去される時、これを誤りとする。 (10.2.5.2)
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-- 悪い例: [SAMP(SGML)[(foo,bar) -(bar)]]
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-- 悪い例: [SAMP(SGML)[(foo,(bar|baz)) -(bar|baz)]]
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-- 良い例: [SAMP(SGML)[(foo,(e1,e2,e3),bar) -(e1,e2)]]
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- [8] [データ属性の再宣旨の禁止] [CODE(SGML)[[[ALL]]]] で宣言された[[データ属性]]を指定し、それからその属性を再[[宣旨]]しようとすることは誤りとする。 (K.4.4)
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31 |
- [9] [文書型名が自明であること] [[文書型名]]に[[見出し語]] [CODE(SGML)[[[IMPLIED]]]] が指定されているにも関わらず、[[文書要素]]の[[開始タグ]]が省略されているか、又は[[空開始タグ]]であるとき、[[報告可能マーク付け誤り]]とする。 (K.4.5)
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32 |
- [10] [必須 DTD 特性が理解できること] ある[[DTDデータ実体]]が参照され、[[必須DTD属性]]のその表現が[[システム]]によって理解されず、それらに対する既定宣言を暗黙に与えることが許されない場合、報告可能マーク付け誤りとする。 (K.4.10)
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- [11] 規格ではっきり規定された誤りって少ないですね。 |