* [CODE(InfoProp)[宣言基底URI]]特性 (XML情報集合) [1] [[XML情報集合]]の[DFN[[CODE(InfoProp)[[RUBYB[宣言基底URI]@en[declaration base URI]]]]]][[特性]]は、 [[非解析対象実体]][[情報項目]]または[[記法]][[情報項目]]に対応する[[マーク宣言]]の[[システム識別子]]を[[解決]]するための[[基底URI]]を[[値]]として持ちます。 [2] '''仕様書''' - [[XML情報集合]] -- [CSECTION@en[Base URIs]] -- [CSECTION@en[2.9. Unparsed Entity Information Items]] -- [CSECTION@en[2.10. Notation Information Items]] - [[XML]] -- [CSECTION@en[4.2.2 External Entities]] [3] [[XML情報集合]]は[[XML基底]]を参照していますが [SRC[XML情報集合 1]]、[[XML情報集合]]に[[マーク宣言]]の[[基底URI]]に関する記述はありません。 [[#comment]] ** 特性値 [4] '''非解析対象実体情報項目の場合''' [[システム識別子]]を[[解決]]するために使うべき[[基底URI]]、 すなわち[[実体宣言]]が出現する[[資源]]の[[基底URI]]です。 [SRC[XML情報集合 2.9]] [5] '''記法情報項目の場合''' [[システム識別子]]を[[解決]]するために使うべき[[基底URI]]、 すなわち[[記法宣言]]が出現する[[資源]]の[[基底URI]]です。 [SRC[XML情報集合 2.10]] [7] '''システム識別子の基底URI''' [[XML]][[システム識別子]]の[[基底URI]]は、 [[マーク宣言]]の最初の[CODE(XML)[<]]を''[[マーク宣言]]として解釈する時点''で含んでいた[[外部実体]] ([[文書実体]]、[[外部部分集合実体]]、または[[外部引数実体]]) の[[基底URI]]です。 [SRC[XML 4.2.2]] [6] '''逃避''' [[XML]]の仕様によれば[[システム識別子]]を[[URI]]として使うために[[逃避]]が必要です [SRC[XML 4.2.2]] が、 この[[特性]]の[[値]]は[[逃避]]''前''のものです。 [SRC[XML情報集合 1]] [8] '''応用依存''' [[基底URI]]が[[応用]]依存になる場合の[CODE(InfoProp)[[[宣言基底URI]]]]の値は[[XML情報集合]]仕様では定めません。 [SRC[XML情報集合 1]] [9] たとえば、[[パイプ]]から読まれた[[XML]][[文書]]では[[基底URI]]が定まらないかもしれません。 [[#comment]] ** 関連 [10] '''[CODE(InfoProp)[基底URI]]''' [[情報項目]]の種類によっては、[CODE(InfoProp)[[[基底URI]]]][[特性]]があります。 [11] '''DOM''' [[DOM]]の[CODE(DOMa)@en[[[baseURI]]]][[属性]]は[CODE(InfoProp)[[[宣言基底URI]]]]によって決定されます。 [[#comment]] ** メモ [[#comment]] * メモ