[406] [[HTTP]] の[[状態符号]] [DFN[[CODE(HTTP)[[[501]]]]]] は、[[要求]]で指定された機能が[[鯖]]側で実装されていないことを表します。 [502] 例えば、[[要求]]で指定された[[メソッド]]が実装されていないときに使います。 * 仕様書から ** RFC 1945 (HTTP/1.0); RFC 2068・RFC 2616 (HTTP/1.1) 10.5.2 501 Not Implemented > The server does not support the functionality required to fulfill the request. This is the appropriate response when the server does not recognize the request method and is not capable of supporting it for any resource. サーバーは、要求を満たすのに必要な機能に対応していません。 これは、サーバーが要求 method を認識せず、どの資源もそれに対応する能力がないときに適切な応答です。 ** RFC の部分の License [[RFCのライセンス]] * 関連 [503] 不適当な[[メソッド]]の時に返され得る[[メソッド]]には、他に [CODE(HTTP)[[[405]]]] があります。 [[HTTP]] 仕様上は、[[メソッド]]を知っているものの当該[[資源]]に対する動作が未定義の時は [CODE(HTTP)[[[405]]]] を、そもそも存在さえ知らず扱い方がわからない[[メソッド]]の時は [CODE(HTTP)[[[501]]]] を返す、とされています。 ;; [506] [[CGI]] の [[RFC]] は[[メソッド]]未対応の場合にこれら2つの[[状態符号]]が使えることを述べていますが、 その両者の違いは説明していません。 [REFS[ - [505] [CITE@en[RFC 3875 - The Common Gateway Interface (CGI) Version 1.1]] ([TIME[2011-11-20 06:09:05 +09:00]] 版) ]REFS] [504] 現実には、[[CGIスクリプト]]などの鯖側の実装が、未知の[[メソッド]]の指定は無視して [CODE(HTTP)@en[[[GET]]]] など既知の[[メソッド]]であるものとみなして処理することもあります。