[2] [[WinIE]] の独自拡張である [CODE(HTMLe)[[[frame]]]]
要素や [CODE(HTMLe)[[[iframe]]]] 要素の
[DFN[[CODE(HTMLa)[security]] 属性]]は、
[[枠]]内に表示される頁の security zone を指定します。
属性値:
:[CODE(HTML)[[[restricted]]]]:
[Q[制限付きサイト]] zone。
大文字・小文字の区別の有無は不明です。
[4] この属性が [CODE(HTML)[restricted]] に指定されていると
(それしか指定できませんが)、その枠に表示される文書は[Q[制限付きサイト]]
zone として処理されます。入れ子の枠内についても同様です。
更に、利用者の設定にかかわらず、
- [[リンク]]は常に新窓で開きます。
- リンク先 [[URI]] の [[scheme]] が
[CODE(URI)[[[javascript]]]] や [CODE(URI)[[[vbscript]]]] や
[CODE(URI)[[[about]]]] のものは機能しません。
[7]
この属性って著者にとってどういう嬉しいことがあるのでしょう? [[spam]] の例示をしたいとか(藁)、特殊な状況以外に便利そうな場面って無いような気がします。
できてから日が浅いのもありますけど、実際に使われているのは見たことがありません。紹介している[[タグ辞典]]もまだ無いようです。
([[名無しさん]] [WEAK[2004-04-17 06:05:22 +00:00]])
[[#comment]]
** 歴史
[5] この属性は WinIE が最初に実装しました。
>>3 には、 WinIE 6+ が対応しているとしか書かれていませんが、
6 SP 1 の最初の公開ベータ版 (build 1114)
で実装されたと言われています。
一次情報は見つかりませんけど、 WinIE 開発チームからの発表のこぴぺ
あたりを参照。
** 参考文献
- [3] ''SECURITY Attribute (FRAME, IFRAME) (Internet Explorer - DHTML)''
- [1] ''Microsoft Internet Explorer : セキュリティ ゾーンの設定''
[6]
''Setting Up Security Zones'' : >>1 の原文
** 関連
[8] [[Web Applications 1.0]] で [CODE(HTMLe)@en[[[iframe]]]] [[要素]]に [CODE(HTMLa)@en[[[sandbox]]]]
[[属性]]が追加されています。