* 特性値 (CSS) [5] '''初期値''' 各[[特性]]には[DFN[[RUBYB[[[初期値]]] @en[initial value]]]]が定義されています。 [1] '''指定値''' はじめに次の手順で各[[特性]]の[DFN[[RUBYB[指定値] @en[specified value]]]]を決定します。 = [[段階付け]]により結果が得られれば、それを[[指定値]]とします。 = [[特性]]が[[継承]]し、その[[要素]]が[[根要素]]で''なければ''、 [[親要素]]の[[算出値]]を[[指定値]]とします。 = [[特性]]の[[初期値]]を使います。 この過程は[[レンダリング]]と独立に行えます。 [2] '''算出値''' 次に[[指定値]]から[DFN[[RUBYB[[[算出値]]] @en[computed value]]]]を得ます。 この過程で[[相対値]]は[[絶対値]]に[[解決]]されます。 この過程は[[レンダリング]]と独立に行えます。 [[算出値]]はその[[特性]]がその[[要素]]に適用され''ない''場合も存在します。 - [[URI]] の[[算出値]]は[[絶対URI]] に[[解決]]したものです。 [[解決]]できない時は[[指定値]]のままとします。 - [[単位]]が [CODE(CSS)@en[[[em]]]] や [CODE(CSS)@en[[[ex]]]] の[[値]]は[[画素]]か絶対長を[[単位]]に変換します。 - [[指定値]]が [CODE(CSS)@en[[[inherit]]]] なら、 [[親要素]]の[[算出値]]を[[算出値]]とします。 ただし[[根要素]]では[[初期値]]を[[算出値]]とします。 [3] '''使用値''' [[算出値]]を基に、実際の[[レンダリング]]に必要な計算を行ったのが[DFN[[RUBYB[[[使用値]]] @en[used value]]]]です。 例えば幅の百分率値を実際に使用する値に変換したものです。 [4] '''実際値''' [[使用値]]を実際に使用する環境の制限に応じて調整したのが[DFN[[RUBYB[[[実際値]]] @en[actual value]]]]です。 例えば使用できる精度に合わせて[[使用値]]を[[四捨五入]]したものが[[実際値]]となります。 [6] 仕様書: - ([[名無しさん]]) [[#comment]] * memo