[10] [[グラフ]]において、[[有向辺]]の元の側 (出て行く側)、 あるいはそれに類似した概念で決定される[[節点]]のことを[DFN[[RUBYB[起点]@en[origin]]]]といいます。 * SGML 特性集合における起点 [1] [[節点]] [CODE(math)[[VAR@en[n]]]] に対して、[[節点]] [CODE(math)[[VAR@en[x]]]] を含む[[節点集合]]を[[下位節点特性]]として示しているとき、 [CODE(math)[[VAR@en[n]]]] は [CODE(math)[[VAR@en[x]]]] の[DFN[[RUBYB[起点] @en[origin]]]]といいます。 [PRE[ [VAR@en[p]] [VAR@en[n]] -----> [VAR@en[x]] ]PRE] あるいは [PRE[ [VAR@en[p]] { [VAR@en[x]] [VAR@en[n]] -----> { [VAR@en[y]] { [VAR@en[z]] ]PRE] で、 [VAR@en[n]] は [VAR@en[x]]〜[VAR@en[z]] の[[起点]]です。 (ただし、 [VAR@en[p]] は [[subnode]] [[特性]]とします。) ** 仕様書 -[3] [[ISO/IEC 10744]]:1997 -- 4.20 -[11] [[JIS X 4153]]:1998 -- 4.20 ** 意味 [5] > :3.82 [DFN[[RUBYB[起点] @en[origin]]]]: [[木立]]において、[[節点]]に対して、 その[[節点]]が[[下位節点]]であるような[[節点]]。 [[木立]]においてすべての[[節点]]は[[木立根]]を除き、 丁度一つの[[起点]][[節点]]を持つ。 ;; 出典: [[ISO/IEC 10744]]:1997 [CSECTION@en[3 Definitions]] ** メモ [4] [[節点]] [CODE(math)[[VAR@en[x]]]] が[[値]]となれる [[subnode]] [[特性]]は一つだけですから、 その[[起点]]は一意に定まります (この場合 [CODE(math)[[VAR@en[n]]]])。 (ただし、[[木立根]]のように[[起点]]無しのこともあります。) [2] 要は[[親節点]]のことです。