[1] [DFN[IPv4 [RUBYB[アドレス]@en[address]]]]は、[[IPv4]] において通信の当事者を識別する[RUBY[[[番地]]][[[アドレス]]]]です。 * 文字列表現 ** RFC 2373 の定義 [3] [[RFC 2373]] は [[IPv6アドレス]]の文字列表現を定義していました。 [[IPv4アドレス]]は[[IPv6アドレス]]の一部分として用いられることがあるため、その定義も包含していましたが、 [[IPv4アドレス]]の表現は自明のことのように扱われており、明記はされていませんでした。 [4] ただし附属書として [[ABNF]] 定義があり、 [PRE(ABNF code)[ IPv4address = 1*3DIGIT "." 1*3DIGIT "." 1*3DIGIT "." 1*3DIGIT ]PRE] ... となっていました。 ;; - [5] [[RFC 2373]] [CITE@en[IP Version 6 Addressing Architecture]] -- [6] [7] 1つ前の版である [[RFC 1884]] には [[ABNF]] はなく、また次の版である [[RFC 3513]] からもなぜか削除されています。文章による定義は以前も以後も含まれていますが、 >>3 の通り、[[IPv4アドレス]]については明記されていません。 * 関連 [2] [[IPv4]] が最もよく用いられている [[IP]] である現在、 [[IPv4アドレス]]のことを単に「[[IPアドレス]]」と呼ぶことがほとんどです。 また、俗に、更に略して単に「[[IP]]」と呼ばれることすらあります。