[1] > [DFN[Atom [RUBYB[エントリー]@en[Entry]][RUBY[文書][ぶんしょ]@en[Document]]]]は、 [[Atomフィード]]の文脈外で、ちょうど1つの[[Atomエントリー]]を表します。 その[[根]]は [CODE(XMLe)@en[[QN[atom:[[entry]]][http://www.w3.org/2005/Atom]]]] [[要素]]です。 ;; 出典: [[RFC 4287]] [CSECTION@en[2. Atom Document]] * 署名の扱い [7] [[AtomPub]] で[[クライアント]]から[[鯖]]に送られた[[Atomエントリー文書]]は[[デジタル署名]]されていることがありますが、 [[鯖]]は [[Atomエントリー文書]]を変更することが認められていますから、 その後その [[Atomエントリー文書]]を受け取った人にとってその[[デジタル署名]]は意味を持たないどころか、 誤った情報になってしまいます。 [8] [[鯖]]は[[クライアント]]が[[署名]]した部分を変更したことがわかっている場合は[[署名]]を除去する[['''べきです''']]。 ;; [CITE@en[RFC 5023 - The Atom Publishing Protocol]] ([TIME[2008-11-20 18:52:14 +09:00]] 版) * 媒体型 [2] [[RFC 4287]] は [[Atomエントリー文書]]の[[媒体型]]を [CODE(MIME)@en[[[application/atom+xml]]]] としています。 [3] しかし、 [[Atomフィード文書]]と[[媒体型]]を共有していたので、 区別できた方がいい場面があることがわかったため、 新たに [[RFC 5023]] で [CODE(MIME)@en[[[type]]]] [[引数]]が定義されました。 [4] 仕様書: [CITE@en[RFC 5023 - The Atom Publishing Protocol]] ([TIME[2008-11-20 18:52:14 +09:00]] 版) [5] [CODE(MIME)@en[[[type]]]] [[引数]]の値 [DFN[[CODE(MIME)@en[[[entry]]]]]] は、 [[Atomエントリー文書]]であることを表します。その場合、 [[根要素]]は [CODE(XMLe)@en[atom:[[entry]]]] でなければ[['''なりません''']]。 [SRC@en[[[AtomPub]]]] [6] 現状、ほとんどの [CODE(MIME)@en[[[application/atom+xml]]]] [[文書]]は [CODE(MIME)@en[[[type]]]] [[引数]]のない [[Atomフィード文書]]であるとみられます。 そのためか、 [[RFC 5023]] は [[Atomエントリー文書]]では [CODE(MIME)@en[[[type]]]] [[引数]]を使う[['''べき''']]であるとしています。 * 関連 [9] 似たものとして、[[削除済みエントリー文書]]というものもあります。